豊作のドリアン、食べ過ぎで死者も。

2004/06/08 05:14 Written by コ○助

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数ある果物の中でも、これだけ食べる人を選ぶ果物もそうそう無いと思うなりが、「果物の王様」として最近は日本でも比較的容易に手に入るようになったドリアン。コ○助も食べられないことは無いなりが、何度食べても好きにはなれないなりよ。ニオイはそれほど嫌というわけではないなりが、どうも水分が少ない果肉が苦手なりね。まあ病みつきになるという人がいるのは、理解できるなり。クセがあるものほど、ハマる人はハマるなりからね。

ドリアンは通年食べられる果物なりが、最も美味しい旬は5月から6月。ドリアンの生産量が年間に100万トンを超えるというタイでは、今まさにドリアンの最も美味しい季節を迎え、流通量もかなりの量に上っているようなりが、今年は豊作ということもあって価格が安く、ドリアンの「食べ過ぎ」による死者が出始めているというなりよ。ドリアンで死ぬ……なりか?

なんでも、ドリアンは非常にカロリーが高く、1個あたりのカロリーは1,000キロカロリー前後。通常、ドリアンを食べるときには1/3個程度を切り分けるものなりが、価格が安いために一気にまとめて食べる人が続出しているというなり。5月には4個も食べた男性が死亡したケースがあるのだとか。一度に4,000キロカロリーの摂取なりか。それは確かに何らかの影響が出てもおかしく無さそうなり。

こうした事態を憂慮したタイ保健省は、「ドリアンの食べ過ぎに注意」との警告を出すなどして、過剰摂取しないよう呼びかけているというなりよ。なんだか凄い事態になっているなりねぇ……。

ちなみに、生食の果物で最もカロリーが高いのはドリアンではなく、「森のバター」ことアボカド。ドリアンはアボカドに次ぐ2位らしいなり(3位はバナナ)。まあアボカドはいかにカロリーが高くても大きさはドリアンと比べたら大したことがないなりからね。死に至るほど食べる人はいないと思うなりが、ドリアンはモノがデカいだけに、自制しないと好きな人はモリモリ食べてしまいそうなり。

どんな食べ物も、食べ過ぎは健康の害になるもの。きっとタイの豊作を受けて日本でも例年よりは安く手に入るようになると思うなりが、ドリアン好きな人は食べ過ぎにはご注意くださいませ。

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