巨人の清原和博内野手が2,000本安打を達成。

2004/06/05 07:20 Written by コ○助

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数試合前からスポーツ新聞各紙がこぞってカウントダウンを始めるお祭り状態だったなりが、清原選手が4日のヤクルト戦、初回の第1打席にセンター前ヒットを放ち、見事に史上31人目となる通算2,000本安打を達成。野手として最高峰の記録である2,000本安打なので、この記録が達成される瞬間を見られるというのは、どの球団のファンであろうと、野球ファンにとっては嬉しいことなりよね。ちなみに、現役選手としては、中日の立浪和義内野手、マリナーズのイチロー外野手(日米通算)に次いで3人目、巨人の選手としては川上哲治、長嶋茂雄、王貞治、柴田勲、落合博満に次いで6人目の快挙。

清原選手は試合後の記者会見で、この記録達成について次のように語っているなり。
「言葉が見つからない。心からうれしい。第1打席から打ちたい気持ちが強かった」
「一塁まで走っていくのが、雲の上を走っているようなふわふわした感じで感無量だった]
「今まで、今日みたいなすばらしい日があれば、土砂降りの嵐のような日もあったけど、野球を続けて良かったと実感する1日になった」
「2001本目の本塁打は、五十嵐君の初球の156キロを見て、伊良部君の158キロを思い出した。全身から、うーん……何と表現していいか分からないけど、思い切って振ってやろう、と。プロ生活でも5本の指に入る快心の当たりだった」

清原選手はこの試合、初回のヒットで2,000本安打を達成したあと、9回に自身への祝砲となる本塁打を放っているなりが、この打席のときに現阪神の伊良部秀輝投手の剛速球を思い出した、と回顧しているなりね。いまだ語られることが多い、清原vs.伊良部の「力と力の真剣勝負」は、本当に見応えがあったし、今の野球界ではなかなか見ることができないシーンでもあるなり。

コ○助はPL学園の頃の清原選手をよく覚えているので、やっぱり選手としての凄みを感じていたのは高校時代と、西武時代。とにかく打つたびに、「豪快」という言葉がこんなに似合う選手がいるものなのか、と感心させられたものなり。巨人に移籍してからは故障がちだったり、他の選手との兼ね合いで出場機会が少なかったりと、あまり良いイメージが無いなりよ。

実際、今年もロベルト・ペタジーニ内野手との併用されているために、なかなか満足がいく成績が残せないでいるなりよね(5日現在、打率.247、10本塁打、25打点)。まあ巨人への移籍を決めたのは本人の判断なので仕方ないなりが、もしFA権を取得した際に西武に残留、もしくは巨人以外の球団に移籍していたら、2,000本安打を達成するのが36歳までかかるということは無かったのかも。と、そんな仮定の話は何の意味もないなりが、これまで度重なる引退説を乗り越えて達成した2,000本安打。本当におめでとうございますなり!

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