阪神、中日に「被安打1」でサヨナラ負け。

2004/05/31 06:36 Written by コ○助

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1シーズン通して野球を見ていると、たまに腹の底から怒りがこみ上げてくる試合というのがあるなりが、30日の中日戦はまさにそれ。中日に打たれたヒットはわずかに「1」。なのに、単に負けただけでなく、屈辱的なサヨナラ負けを喫したなりよ。いったい今年の阪神は何をやっているのかと。被安打1で負けるなんてことがプロとして許されるのかと。まったく、腹立たしくてしかたないなり。

岡田監督の無策ぶり(要所で細かい采配をしない、不満の残る審判の判断にも抗議しないなどなど)に対する批判は最近あちらこちらで見かけるようになったなりが、単に昨年ほど快調に貯金を作ることができていないからではなく、もっと根本的な部分で岡田監督の采配に疑問を感じることが多々あるなりね。確かに今の阪神は、セ・リーグの中で最も主力選手にケガ人が出ており、台所事情が苦しいという現状があるなりが、そういう時こそ采配で乗り切らねばならない部分もあると思うなり。

采配って、別にどこでどう選手を起用するとか、どういう指示を出すとかだけじゃないと思うなりよ。選手を鼓舞して集中力を切らさないようにするとか、選手がミスしたときに叱るとか。精神論第一というわけではないなりが、絶対そういうことも采配のひとつとして必要なのかな、と。

今年は中日の落合監督が選手への気配りに長けていると言われているなりが、昨年までの阪神の星野監督も、そういった部分は特に上手い人だったと思うなり。それに比べると岡田監督はいつもムスッとした顔で辛気くさいし、選手がミスしても「起用した自分の責任」というコメントを堂々と出してしまうあたりが、どうも情けないなりね。もちろん、2軍監督の経験はあるとはいえ、1軍監督は1年目の新人監督なので、星野監督などと比べてしまうのが酷なのは重々承知しているなりが、あまりにも今の成績は不甲斐ない……。

ちなみに30日の試合では、阪神は7安打放って0点だったなり。散発の7安打。得点圏打率が1割台という悲惨な成績の桧山進次郎外野手を5番で起用したら、チャンスと関係の無い場面で3安打してしまうというこのチグハグな感じ。打線を組むにしても、もう少し考えようが無いものなりかねぇ。

しかし、ふと思っただけで感覚的な話なりが、阪神の暗黒時代に采配を振るっていた故・村山実監督や中村勝広監督と、岡田監督って雰囲気が似てないなりか?(笑)。まあだから何だという話なりが、再び暗黒時代への扉を開けてしまわないことを、ただただ祈るばかりなり。

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