TBS系ドラマ「オレンジデイズ」、手話シーンの裏側。

2004/05/30 12:17 Written by コ○助

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今クールのドラマの中で、コ○助が毎週最も楽しみにしているドラマは「オレンジデイズ」。実は再放送のフジテレビ系「ランチの女王」の方が楽しみというのは内緒なりが、本放送中のドラマでは「オレンジデイズ」が良いかな、と。平均視聴率も今のところフジテレビ系の「アットホーム・ダッド」に次いで良いようだし、コ○助同様、「オレンジデイズ」を楽しみにしている人も多いと思うなり。しかし「アットホーム・ダッド」は下馬評は大して良くなかったなりが、今クール一番の視聴率を稼いでいるというのは意外なりね。今さらながら、見ておけば良かったなり。

しかし、「オレンジデイズ」を見ながらいつも思うなりが、このドラマの柴咲コウは可愛いなりよ。ビジュアルはもちろん可愛いなりが、なんだか性格の描写なども含めて全体的に。もっと男臭い、ざっくばらんなイメージが強い女優さんなので「オレンジデイズ」の役どころは若干の違和感を感じるなりが、ちょっと良い感じなり。柴咲コウ主演のドラマや映画は「夢のカリフォルニア」や「着信アリ」などを観ているなりが、「オレンジデイズ」の柴咲コウが一番好きかも。

違和感といえば、白石美帆の女子大生役はちょっと抵抗が(笑)。結構コ○助と同じような感想を持っている人はいるようで、友人とちょこちょこ「オレンジデイズ」の話をしていると、必ずと言って良いほど「白石美帆は年齢的に違うんでない?」という反応が。実年齢では25歳の白石美帆と22歳の柴咲コウを同年齢に見るには厳しいような気がするなりよ。どちらかというと、白石美帆は童顔では無いなりからね。年相応か、それ以上に見えてしまう(と思う)ので、柴咲コウと年がずいぶん離れているように見えてしまうなりね。

そういう意味では、このポジションに白石美帆をあえてキャスティングした理由は何だったんだろうなぁ、と考えてしまうなり。もっと同世代の女優さんでも良かったのではないかと。ちなみにほかのメインキャストの実年齢は妻夫木聡が23歳、成宮寛貴が21歳、瑛太が21歳。妻夫木聡はいまだに学ランのイメージが強いので、白石美帆とは逆の意味で大学生役に抵抗があったりして(笑)。

前置きが長くなったなりが、そろそろ本題に。「オレンジデイズ」は柴咲コウが聴覚障害を持った女子大生役を演じているため、手話のシーンが多いのが特徴のドラマなりね。手話シーンは字幕が表示されるか、手話をしている人がセリフも一緒に話すかの2種類を使い分けているなりが、とにかく出演者が皆、手話を使うシーンが多いので大変そうだなぁ、と感心させられるなり。

このドラマの手話の指導を担当しているのは、手話による芝居や朗読劇などの活動を14年間続けている「手話ランドきいろぐみ」という団体。台本を読み、その都度手話に翻訳。翻訳作業が終わったら出来上がった手話をビデオに撮影し、出演者に「自習用ビデオ」として手渡しているというなり。手話って決まったパターンがあるわけではなく、その都度考えるものなりか。まあそれはそうなりよね。新しい言葉もどんどん出てくるだろうし、それを分かりやすい手話にしていくのは大変な作業なりねぇ。出演者は「自習用ビデオ」を見ながら勉強して撮影に備えるわけなりが、セリフも覚えて、手話も勉強して、と毎週大変な作業をしているなりね。

ちなみに、コ○助には全然違いが分からなかったなりが、柴咲コウが使っている手話は「聾唖者が使いやすいよう独自の文法を発展させた『日本手話』」、妻夫木聡が使っている手話は「話し言葉の語順に合わせて手を動かす『音声対応手話』」と、別の種類の手話なのだとか。むぅ、なかなか奥が深いなりね。

ドラマもいよいよ終盤に差し掛かってきたなりが、手話の違いにも注目しながら見てみて下さいなり。

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