世界初の「種なしビワ」を開発。

2004/05/28 14:36 Written by コ○助

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昨日、何気なくテレビ朝日系の「報道ステーション」を見ていたら、この「種なしビワ」の話をしていたなりよ。実物をスタジオに持ってきて、そのうちの1個をカットして古舘伊知郎らが食べていたなりが、古舘伊知郎曰く「ビワをガブッとかじり、歯の先端が真ん中の種に触れたときに人間の限界を感じる」とか何とか。それは決して「種なしビワ」を褒めているわけではないし「どういうコメントなんだよ」とテレビに突っ込んでいる自分がいたなりが、古舘伊知郎はともかくとして、「種なしビワ」には興味が湧いていたなりね。

種なしの果物の開発を進めている国というのは、よくよく考えてみるとそうあるわけでは無いと思うなりが、とりあえず「種なしビワ」は世界初の品種。千葉県の農業総合研究センターが13年かけてようやく実現した、苦労の結晶だというなり。真ん中の大きな種が無い分、果肉の厚さが「種ありビワ」の約2倍もあり、果汁が多く、肉質が軟らかいのも特徴。早ければ2008年にも食卓に並ぶようになるというなり。これから大規模な栽培に取りかかるので、まだ結構時間がかかるなりね。

さて、ビワ。コ○助は小学生の頃に痛い思い出があるなりよ。コ○助が通っていた小学校は都心にあったわりには、元々大学の敷地だったところを小学校に転用していたので、異常に広い学校だったなりね。至るところに果樹が植えられていて、果物の宝庫といった感じの学校だったなり。小学校も高学年になってくるといろいろと探求心が出てくるのか、コ○助たちは担任の先生には内緒でその果物をもいで食べるのが大流行していたなりよ。夏みかん、ザクロ、柿、そしてビワ。給食が終わったあと、昼休みに「デザート狩り」に出かけては、果物を食べまくっていたものなり。

そんなある日のこと。ちょうどビワの季節だったなり。コ○助たちはいつも通りビワをもいでは食べまくっていたなりが、食べているところを担任の先生に見つかってしまったなりね。そして、当然のように怒られたわけなりが、その理由というのが「ビワの実がほとんど無くなってしまったから」。ちょこっと食べる分には目をつむってくれたかもしれないなりが、まあ食べ過ぎた、ということなりね。確かに残されたビワの木にはほとんど実が無かったのを覚えているなり(笑)。でも、放っておいてもカラスのエサになるだけなのに……。

担任の先生は意地悪な人(悪い意味ではなく)だったので、怒ったあとに「ビワ食べ過ぎると赤痢になるぞ」とコ○助たちを脅かしたなりよ。大人になって調べてみると、たぶん赤痢にはならないと思うなりが、当時はその言葉が怖くて怖くて。しばらくビワがまともに食べられなくなった時期があったくらい、赤痢にビクビクしていたなり(笑)。危うくトラウマになって、一生ビワが食べられない身体になるところだったなりよ……。

と、くだらない話は良いとして。種なしぶどう、種なしスイカ、種なし柿などなど、種なしの果物にはそれほど興味がないコ○助なりが、ビワの場合、種がないことで実が倍近く詰まっているというのは素敵なことじゃないなりか。ぜひとも一度食べてみたいなりね。ジューシーな果肉だけのビワを。そういう意味では、マンゴーとかも種なしだったら良いなぁ、なんて夢想するコ○助だったなり。

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