しかし分からないものなりねぇ。昨年は22勝6敗だった「横浜銀行」に、今年はまだ1勝もできずに開幕から6連敗。しかも競った試合を落とすならまだしも、全く勝てる雰囲気がしてこないのが何とも（笑）。26日現在、阪神は2位中日に0.5ゲーム差ながら辛うじて首位をキープしているなりが、巨人から6つ挙げている貯金（9勝3敗）をすべて横浜に吐きだしているなりよ。なんというチグハグさなりかねぇ。

阪神が開幕からどの程度横浜にやられているのかを振り返ってみると。
4月6日　●阪神　4 - 5　横浜○　横浜スタジアム
4月7日　●阪神　0 - 17　横浜○　横浜スタジアム
4月8日　●阪神　0 - 4　横浜○　横浜スタジアム
4月28日　●阪神　4 - 9　横浜○　甲子園球場
4月29日　●阪神　 1 - 4　横浜○　甲子園球場
5月25日　●阪神　2 - 8　横浜○　甲子園球場

なんだか、ミソの付き始めは4月7日の17点差で負けた試合からなりかねぇ。今季初戦は接戦を落としたものなので良いとして、4月7日の試合は酷かった。コ○助も長年阪神を見続けているなりが、あそこまで酷い試合を見たのはそうそう記憶にないなりよ。まあ敗戦処理で出てきた吉野誠投手が失点を重ねても交代させなかったことが記録的な大敗として結果に残ってしまったわけなりが、横浜の18安打に対して阪神は2安打という貧打ぶりもまたインパクトの強い試合だったなり。思い出したくもない（笑）。

日刊スポーツの解説者である一枝修平氏は今年の横浜が阪神に強い理由について「横浜にとって、今年の最大の敵は巨人ではなく、阪神なんだ。だから徹底的に阪神をマークしてきている」と分析。ローテーションなどを見ても、確かに阪神中心に組んできている感じはするし、昨年の成績を不甲斐なく思ったのか、今年はかなりスコアラーに研究されているのが見えるなりよね。阪神の選手やスコアラーに奢りは無かったのか……と言われれば、多分「全く無い」ということは無いように思うなり。

とにかく1勝しないことには次が見えてこないだけに、何とか早く1勝を挙げて、この横浜の呪いから解放されたいものなり。横浜が大の苦手チームのままシーズンが進んでいくと、優勝どころかAクラスも危険なような気が……。