「一発屋」ダンディ坂野は今。

2004/05/24 17:47 Written by コ○助

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「〜は今」というほど見なくなったわけでは無いなりが、今年になって徐々に露出が減り、最近は少なくともゴールデンではパタリと姿を見せなくなったダンディ坂野。昨年は「なぜ、この人が面白いのか」がイマイチ分からないまま露出が増えていったような感もあるなりが、「ゲッツ!」はまだしも、その後に続くネタが非常に貧弱だったことが災いし、出る番組、出る番組、冷たい空気が流れていたなりよね。

先日発表された長者番付によると、同じように昨年「一発屋」と言われたお笑いタレント&芸人は完全に明暗を分けたようで、綾小路きみまろは推定年収3億8,000万円。次いでテツandトモのテツが推定年収4,800万円。ダンディ坂野も決して悪くはないなりが推定年収は2,000万円と、露出が多かったわりには少ないといった感じなりか。

ゲンダイお得意の「事情通」の話によれば、ダンディ坂野は年末年始の番組で披露した新ネタがことごとく滑ったことで現在「プチ鬱状態」となっており、「『今年は仕事が激減する』と周囲にこぼしている」のだとか。まあ仕事が減るだろうとは誰もが思っていたなりが、確かに自信を持って披露した新ネタがことごとく冷笑されていたら、ダンディ坂野でなくとも凹むなりよねぇ。高級マンションに引っ越しをして順風満帆だった昨年とはうって変わって、今年は、いや、今年から辛い年が続くことになりそうなりか……。

ちなみにダンディ坂野は、今年4月に発売された「日経エンタテインメント!」5月号の「お笑い芸人ランキング」で、「来年消えるお笑い芸人」部門1位に選ばれているなり。でも、来年を待たずして、このままだと消えてしまいそうな雰囲気が……。この誌面では「ゲッツは飽きた」という読者からの厳しい意見なども掲載されていたなりが、事実だけに仕方ないなりねぇ。

トークやコントの面白さでのし上がってきたタイプの芸人と違い、ダンディ坂野は一発芸でメディアに取り上げられすぎたのが幸であり、不幸であるなりよね。トーク番組に出ても決して面白い話をするわけでもなく、ネタもなんだか分かりにくいので、面白いのかどうか。なかなかこの手の芸人が再び上昇機運に乗るのは難しいなりが、本当に消えてしまわないように、頑張って欲しいものなり。

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