【シュレック 2】を観る。

2004/05/24 12:18 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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この記事には映画のネタバレの可能性がありますので、知りたくない方はお読みにならずに素通りしてくださいね。

先日【近日公開のハリウッド映画】の1つとして紹介しました【シュレック 2】(//www.shrek2.com/)。

観て来ました。

シュレックもドンキーも、プリンセス・フィオナ、それぞれのキャラも相変わらず健在。ストーリー展開のテンポの良さも、サウンドトラックも、CGのきめ細かさも、文句なしでした。

今回のストーリーは、晴れて結婚式を挙げてハネムーンから帰ってきたシュレックとフィオナの元に、フィオナの両親である、おとぎの国の国王と王妃から結婚披露宴の招待状が届くところから始まります。気乗りしないシュレックの予想通り、おとぎの国に付いたとたん、王様には即効で嫌われて目の敵に。なんとシュレック暗殺の為の刺客まで送り込まれました。

さらにはフィオナと結婚を望むハンサムな王子様や、シュレックの邪魔を企む魔法使いのおばあさんなんかも登場し、あわや2人の仲は引き裂かれそうに…!まあ、もちろん最後は「…そして2人はいつまでも幸せに暮らしました」なんですけどね(笑)。

サブ・メインキャラとして登場する長靴を履いた猫、パス。この可愛らしい彼を、なんとアントニオ・バンデラスが演ずると言うのもなかなかミスマッチで愉快でした。

しかし、この映画の面白いところ(あくまで大人の目から観た場合ですが)は何といっても、ここそこに散らばっている他の映画や、実在する人や物事のパロディーじゃないでしょうか。前回は『マトリックス』をパロったシーンが出てきましたよね。

今回も冒頭からディズニーの『リトル・マーメイド』が友情出演(?)したり、『ロード・オブ・ザ・リング』の一シーンが登場したり、観て直ぐピン!と来る笑いがありました。

さらに画面のすみっことかに、ちょろっと登場する『一発ギャグ』。これがまた最高に笑えます。例えばフィオナのふるさとでもある『遠い遠い国 Far Far Away』はアメリカのとある都市を、思いっきり茶化しています。コレ自体もかなり可笑しいのですが、この町並みをじっくり観察してみると、実際にあるアメリカのお店がいろいろと出てきて(スターバックス、GAPなど)、それらがなんと『おとぎ話仕立』になっていたり…。

フィオナが少女時代を過ごした部屋も、もうひとつこの一瞬ギャグを楽しめるシーン。お部屋の中のポスターなどに注目しましょう。フィオナの声を演ずるキャメロン・ディアスの恋人のあの彼が出てたりします(笑)。

とにかく、我が家の2才児から40過ぎの親父まで皆で楽しめた映画でした。日本公開は7月24日です。

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