斬新、だけど美味しいメニューを相次ぎ投入し、ファンを増やし続けているモスバーガー。決して安売り戦略に惑わされることなく、品質を上げることに注力した結果、ハンバーガー業界2位の座を不動のものにしているなりよね。業界1位のマクドナルドにはまだ大きな差があるなりが、味や品質を支持するファンは、圧倒的にモスバーガーのほうが多いように思うなり。そんな姿勢を貫いてきたモスバーガーを展開するモスフードサービスの桜田厚社長のインタビュー記事が日経流通新聞に掲載されていたのでご紹介を。

「優先すべきはクオリティー。質を落とした拡大は結局のところマイナスでしかない」
「低価格で価値を生み出さなくても、商品の品質、店の雰囲気、それに店員のサービスなどにお金を出す人もいるはずだとの確信がありました」
「昨年始めたイタリアのパン『フォカッチャ』は大ヒットしました」
「レタスで具を包む『菜摘』や素材などに徹底してこだわった『匠味』の売上げへの寄与率は1%くらいですが、ブランドイメージを構築する大事な商品です」
「マクドナルドは年間400〜500店を出店した時期がありましたが、多すぎます。適正な場所に、品格を下げないように出店していればその後の不振はなかったでしょう」
「（マクドナルドの故・藤田田元会長は）とにかくとんでもない人でした。あのような人は二度と出てこないと思います」

ロングインタビューなので内容も盛りだくさんなりが、ライバルのマクドナルドに対する言及は興味深いものがあるなりね。そして、やはり桜田厚社長も先日亡くなられた藤田田氏に対しては尊敬の念を抱いているようなり。あれだけの企業を築き上げた巨人なりからね。経済界の偉人なのは誰もが認めるところなり。

大ヒット商品だったという「フォカッチャ」といえば、コ○助も「バーベキューフォカッチャ」にハマったクチ。大きめの馬蹄型ソーセージをボイル→直火焼きしたものが挟み込んであるなりが、このソーセージが実にうんまい。食べ応えのあるソーセージが大好きなコ○助にピッタリな一品だったなり。できれば定番メニューに載せて欲しいなりねぇ。

モスバーガーにはこれからも品質にこだわり続けて、美味しい＆新しいハンバーガーをどんどん提案していって欲しいなりね。頑張って欲しいものなり。