吉野家、豪州産牛肉使用の新メニューを投入。

2004/05/21 11:27 Written by コ○助

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「豪州産牛肉では吉野家の牛丼の味が出ない」と頑なに味を守る吉野家が、牛丼以外の牛肉メニューとして、豪州産牛肉を使用した新メニュー2種類を投入することになったなり。「新メニューも良いけれども、国産でも豪州産でも良いから早く牛丼を再開してくれ」という声も聞こえてきそうなりが、吉野家流の味付けで牛肉が食べられるようになるだけでも、半歩くらいは前進したなりか。

東日本の3店舗、全国では15店舗で限定販売しているのは豪州産牛肉を使った「牛鉄なべ定食」(380円)。すき焼き風の味付けで、ご飯と卵がセットになっている定食スタイルなり。現在は試験販売中なりが、6月頃から順次販売する店舗を拡大していく模様。ただ、「牛鉄なべ定食」の調理には新たな設備投資が必要になるため、全国の全店舗に導入されるまでには、かなり時間がかかりそうなりか。

また、西日本の一部店舗では「牛カレー丼」を販売。現在あまり評判の良くない「カレー丼」と徐々に入れ替えていくようなり。また、未確認情報なりが、一部店舗で「照焼きチキン定食」というメニューを出しているところもあるのだとか。吉野家も、いよいよ丼メニューだけでなく、定食メニューに本格参戦といった展開になるなりかね。

牛丼の販売休止後、吉野家は矢継ぎ早に新メニューを投入しているなりが、どうも利用者の評判は芳しくない様子。本来主力となるべき「豚丼」を筆頭に、「カレー丼」「いくら鮭丼」「マーボー丼」「焼鶏丼」「角煮きのこ丼」と、いずれのメニューも期待ほどの売上げを残せてはいないようだし、新メニューを投入するよりは、少々価格は高くても国産牛肉の牛丼を投入するほうが無難な気が。まあそう簡単にはいかない何らかの理由があるのだとは思うなりが、現在までの数か月を見ていると、どうも利用者は吉野家に牛丼以外は期待していない節が見受けられるので、他のメニューを置いておくにしても、まずは牛丼、という気がするなりよ。何とかならないなりかねぇ。

ま、とりあえず「牛鉄なべ定食」がどんなメニューなのか、ちょっと楽しみにしておくなりか。

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