進化した大魔神、好調の秘密。

2004/05/20 12:11 Written by コ○助

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5月20日現在、17勝17敗1分けで3位につけている横浜。昨年は5位広島に22.5ゲーム差を付けられてのダントツの最下位だったなりが、今年はかなり健闘しているなりよね。この躍進の大きな理由は、なんといっても抑え投手が盤石になったことで、継投の勝ちパターンが見えて来たこと。昨年は競った試合を継投のまずさでことごとく落としていたイメージがあるなりが、今年は競った試合をモノにするだけのカタチができているなり。

今年の横浜の抑え投手として起用されているのは、メジャーから復帰した、言わずとしれた大魔神こと佐々木主浩投手。マリナーズ在籍の4年間で通算129セーブを挙げた佐々木投手なりが、昨年右脇腹痛などで10セーブという不甲斐ない成績に終わっていることから、日本復帰しても以前ほどの力は発揮できないのでは、との懸念も出ていたなりよね。ところが、ふたを開けてみれば佐々木投手はまさしく大魔神の如き活躍。5月20日現在、12試合に登板し、0勝0敗11セーブ、防御率0.77、自責点は1。現在の投球内容はメジャーに渡る前の力で押す投球とはやや異なるなりが、「佐々木が出ると試合が終わる」という雰囲気は、全く同じモノになっているなりね。

この好調ぶりについて、日刊スポーツが佐々木投手にインタビューをしているなり。

「確かに5年前と比べれば、配球は考えている。5年前は力だけで抑えてたから」
「(メジャーでは)投球術とコントロールが必要だということを痛感した。だから今はメジャー時代の延長。どんな素質の投手だろうが、頭を使わないと勝てない」
「好きな夏場になったら、体が切れてまだ状態は上がってくると思いますよ」

やはりメジャーの経験が存分に活かされての好調ぶりなわけなりが、夏場に向けてさらに調子が上がりそうとの本人の見立て通りに行ってしまうと、本当に手のつけようがなくなってしまうなりねぇ。他球団にとってはまさに脅威以外の何ものでも無いなり。ど、どうか阪神戦にはあまり登板しませんように……。

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