ディーエイチ・テック、DivX対応のビデオプレーヤーを発売。

2004/05/20 11:09 Written by コ○助

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最近はずいぶんとモバイル環境で利用できるビデオプレーヤーの種類も増えてきたので、新製品が発売されてもさほど驚きはないなりが、韓国のDMTECHNOLOGYの日本子会社であるディーエイチ・テックから発売されているポータブルビデオプレーヤー「DM-AV10」はちょっと魅力的な製品だったのでご紹介を。この手の製品はデザイン的にイマイチなものが多い印象だったなりが、この「DM-AV10」はかなりデザインが洗練されているので、コ○助の物欲アンテナがビビビッと反応してしまったなり。

すでに5月上旬から発売されている「DM-AV10」は、解像度480×240ドット、3.5インチの液晶ディスプレイを搭載したポータブルビデオプレーヤー。本体の大きさは非常にスリムで、最近のポータブルMDプレーヤーと同じくらいといった感じ。縦・横、厚さともに携帯するのに便利そうな大きさなり。内蔵メモリは128MBで、ほかにSDメモリカードスロットを搭載。

再生に対応するのは、AVI、MPEG-4、DivX、MP3、JPEGといったところで、動画、音楽ファイル、静止画のプレーヤー&ビューワーとして利用することができるなりね。また、MPEG-4形式の動画と、MP3形式の音楽ファイルは「DM-AV10」の本体でエンコードもできる模様。内蔵メモリが128MBしかないので、動画を本体でどれくらいエンコードできるのか不安なところなりが、インプレスの記事によればファインで約30分、ノーマルで約50分、エコノミーで約90分の録画が可能なのだとか。

HDD搭載のビデオプレーヤーに比べて、この手の製品でネックなのは外部メモリの価格が高いということ。例えばこの「DM-AV10」で動画をフルに楽しみたいと思ったらできるだけ多くの容量のSDメモリカードが欲しくなるなりが、512MBだと相場は2万円前後、1GBだと3〜4万円。「DM-AV10」は実売3万円台後半くらいのようなので、大容量のSDメモリカードも購入したら、合計7万円近い買い物になってしまうなりか。HDDを搭載しないからこそ小型化できて、デザインにも凝れるものなりが、その分、コストがかかってしまうのは覚悟する必要がありそうなりね。

動画を外で見られるというのは、楽しいもの。活用法は人それぞれなりが、興味ある人はぜひチェックを。

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