15歳の少年が母親をオノで襲う。

2004/05/20 02:38 Written by コジマ

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鳥取の中学生が友達と自転車を盗んだ。これは思春期のころに経験した人も少なくないだろう。この「窃チャリ」をした後日、この中学生・Aくん、Bくんは、
「おいB、ヤベえよ。この前チャリ盗んだじゃん?」
「あ? ああ…。何がヤベえんだ? だれかにバレたか?」
「いや、まだだけどさ。でも母ちゃんにバレると、オレ超怒られんだよ」
「オマエんちの母ちゃん超うるせーからな」
「だろ? フツーじゃねえんだよ。殺されちゃうよ」
「大丈夫だって。黙ってりゃバレねーよ」
「てゆうか、もう気づいてるっぽいんだよね」
「マジ?」
「うん、なんかそんな気がする。オレ、母ちゃんのそういうのすぐ分かるんだよね…」
「たしかに、そりゃヤベえな。オレもめんどくさいことになりそうだし」
「ホントだよ。あー、も〜、オレどうしたらいいんだよ〜」
という会話を繰り広げていたかもしれない。

ここまでならよくある中学生の会話だけど、この後、2人はとんでもないことを思いつき実行するのだ。

「よし、そんなら母ちゃん殺しちゃおう!」

おいおいおいおい、スゴイ話の展開なのだ。母ちゃんウルサい→母ちゃん殺す、というのがどうして何の過程も経ずにつながるのだろうか。恐るべきニューロンネットワークなのだ。さらにこの子たちが母ちゃんを襲うのに使用した武器が、なんとオノ! あんなの映画のなかの、しかもサイコな殺人鬼だけが使うのかと思っていたのだけれど、普通の中学生が母親を襲うのに使うなんて。

実行の手口も計画的で、まずAくんの家に訪れたBくんが母ちゃんを玄関に呼び出し、後ろからAくんが襲って、頭めがけてオノを数回振り下ろしたそうな。ブルブル。幸い、絶叫を聞いた父ちゃんが止めに入ったため母ちゃんは一命を取りとめたけど、ホントにスプラッターさながらなのだ。

こんな短絡的な思考を持つ若者がいる中にさらされて、ぼくたちオジサンに自衛手段はあるのだろうか。とりあえず、明日から筋トレだな。

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