今月13日から3日間、初の韓国公演をソウルのオリンピック体操競技場で開催した安室奈美恵。韓国内での日本人アーティストの公演としては過去最大規模の合計25,000人を動員し、韓国でも安室奈美恵の人気が高いことが証明されたなりね。ちなみに、韓国ではベストアルバム「Love Enhanced - Single Collection」が今年発売され、日本人アーティストとしては最高の売上げを記録。また、韓国の若手女性アーティストのソヨンが安室奈美恵の「Can You Celebrate?」をカバーしてヒットを記録するなど、非常に安室奈美恵への関心が高いようなり。

安室奈美恵自身も韓国公演は相当楽しみにしていたようで、ライブで韓国語バージョンの曲を披露するために韓国語を猛勉強するなど、かなりの意欲を持って臨んでいたのだとか。そんな安室奈美恵の努力に、会場を埋め尽くした満員のファンが応え……と、このまま終われば「良かったねぇ」で終わる話だったなりが、どうやら金銭的なことを巡って韓国公演がトラブルに発展しているようなり。

なんでも、今回の韓国公演の韓国側の代行会社を務めた「J社」関係者が公演の途中で入場収入を持ち逃げ。安室奈美恵側は韓国公演のためにかかった「公演期間中の宿泊費や車両、セキュリティー費用をはじめ、予定の半分以上の額」と、「照明、音響、設備などのスタッフもほぼ全員が給与」を受け取ることができなかったというなり。

国際間のやり取り、特にこうしたイベント関連では怪しいプロモーターや代行会社が間に入ってトラブルになるケースはよくあるなりが、安室奈美恵もせっかく良いかたちで日韓交流の橋渡しをしたのに、残念なことなりね。今後は出演料の支払いなどを巡って法的手段に出る構えのようなりが、なんだかドロドロとしてしまいそうな予感。こうした事件が、後々に禍根を残さなければ良いなりが……。

安室奈美恵にとっては、なんとも災難な話なり。