プロ野球の年俸調査結果、1位はダントツで巨人。

2004/05/18 12:12 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


毎年恒例の球団別年俸調査。巨人がダントツで1位なのは毎度のことなので何ら驚くべきポイントでは無いなりが、現在の順位と各球団の平均年俸を比べてみたりするとちょっと面白いので、確認の意味も込めて見ていくことにするなり。

発表された各球団の平均年俸ランキングは以下のとおりなり。
1位 巨人 6,394万円
2位 横浜 4,621万円
3位 中日 4,364万円
4位 阪神 4,342万円
5位 ダイエー 4,191万円
6位 日本ハム 3,309万円
7位 西武 3,309万円
8位 ヤクルト 3,272万円
9位 近鉄 3,084万円
10位 ロッテ 3,016万円
11位 オリックス 2,911万円
12位 広島 2,718万円

ちなみに、セ・パ両リーグの現在の順位はというと。
セ・リーグ→1位阪神、2位巨人、3位広島、4位中日、5位横浜、6位ヤクルト
パ・リーグ→1位西武、2位ダイエー、3位日本ハム、4位近鉄、5位オリックス、6位ロッテ

「年俸が高い=長年好成績を収めた選手」というのが基本線なので、平均年俸が高い球団ほど実績ある選手が集まっている傾向。すなわち、他球団の4番選手をバシバシ獲得している巨人は必然的に平均年俸が高くなり、経験浅い若手選手が主体の広島は平均年俸が低くなるといった傾向になるなりね。

とはいえ、平均年俸のランキング通りに成績が伴わないのがプロ野球の面白いところ。ダントツで平均年俸トップの巨人が首位を快走しているわけではないし、平均年俸最下位の広島は3位に健闘しているし。パ・リーグもダイエーや日本ハムよりも平均年俸が低い西武が首位を快走しているなど、まあ文字通り「額面通りの働き」をしていない選手が多いということかもしれないなり。

ちなみに、平均年俸トップの巨人には1億円プレーヤーが何人いるかご存知なりか? 今年度の推定年俸が1億円を突破しているのは、実に13人(ローズ、ペタジーニなど外国人選手は除く)。球界全体の1億円プレーヤーは74人なので、約17.5%が巨人の選手ということなりか。

参考までに13人の名前と推定年俸を列挙してみると。清原和博内野手(4億5,000万円)、桑田真澄投手(3億1,500万円)、高橋由伸外野手(3億円)、上原浩治投手(2億8,000万円)、工藤公康投手(2億8,000万円)、江藤智内野手(2億1,500万円)、小久保裕紀内野手(2億1,000万円)、二岡智宏内野手(1億7,000万円)、清水隆行外野手(1億7,000万円)、仁志敏久内野手(1億5,300万円)、前田幸長投手(1億4,000万円)、元木大介内野手(1億1,880万円)、岡島秀樹投手(1億円)。

上位の選手に関しては何億円も貰うだけの実績や成績を残しているとは思うなりが、どう考えても前田投手と岡島投手は年俸に見合った活躍をしているとは言い難いような。他球団だったら、とてもじゃないなりが、こんなに給料が貰えるような選手では無いと思うなり。

ま、巨人の渡辺恒雄オーナーは「1人1億円出しても、ちっとも困らない」と発言するなど、まだまだお金は出す模様。今オフには阿部慎之助捕手が1億円の大台を突破するのは確実だし、まだまだ巨人の1億円プレーヤーは増えそうなりね。そんな巨人に負けないよう、阪神を含めた他球団には頑張って欲しいものなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.