「世界の中心で、愛をさけぶ」出演の長澤まさみインタビュー。

2004/05/17 12:48 Written by コ○助

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公開前から話題だった映画「世界の中心で、愛をさけぶ」、観たなりか? コ○助も先週観て来たなりが、もう話の最後のほうには不覚にもウルウルとしてしまったなり。「解夏」のときもそうだったなりが、大沢たかおにやられまくり。そして大沢たかおの高校時代を演じた森山未来が絶妙。顔も大沢たかおにそっくりだし、切ない顔をする演技がとても良かったなり。そしてもう一人、良かったのは長澤まさみ。白血病の少女を演じていたなりが、髪の毛を全部剃り落としての熱演は、なかなか見応えがあったなり。

長澤まさみは第5回東宝シンデレラのグランプリに選ばれた、東宝芸能の秘蔵っ子。秘蔵っ子てのも古い言い方なりが、沢口靖子や水野真紀に続く将来の看板女優として期待されている若手の女優さんなり。デビューからの5年間で、主演2本を含む計8本の映画に出演。今年2月の日本アカデミー賞では古厩智之監督の「ロボコン」で新人俳優賞を獲得するなど、映画界からも高く評価されているなりね。「世界の中心で、愛をさけぶ」はそんな長澤まさみの渾身の力作と言っても良い作品なり。

「(髪を剃ったのは)特に勇気はいらなかった。まじめにやりたかったし、よりアキに近づきたくて、夢中だったから」
「自分の性格なんて自分では分かりません。人に言われて気付くことの方が多いと思う」
「学校に行くのがすごく楽しいんです。うちのクラスの仲が良くて。行けるときは毎日行きますよ。普通です」
「アキはとても魅力的な女の子で大好きです。演じてみて、私自身が、おおらかな気持ちになったかなと思います」

インタビュー記事中にもたびたび「普通」という単語が登場するなりが、とにかく普通の女子高生といった感じの女優さんなのだとか。コ○助はこれまで名前を聞いたことがあるくらいで長澤まさみの出演作などを観たことがあったわけではないなりが、「世界の中心で、愛をさけぶ」での感想も含めて、確かに普通の16歳っぽいかな、と。演技はもちろん良かったなりが、無理した演技という感じではなく、ナチュラルな感じに見えたのは等身大の役を演じる「普通」さが良かったからなのかもしれないなぁ、と考えてみたり。

長澤まさみの次回作は篠原哲雄監督の映画「深呼吸の必要」。沖縄を舞台に「きび刈り隊」と呼ばれるさとうきび収穫時のアルバイトと、それに伴う集団生活を描いた青春映画なりが、主演の香里奈を筆頭に、谷原章介、成宮寛貴、金子さやかと、なかなか面白そうな面々。今月末から公開のようなので、こちらもぜひチェックしてみてくださいなり。コ○助も沖縄の映画と聞いたら観ないわけにはいかなそうなり(笑)。

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