「セ界最強」阪神の1・2番コンビ。

2004/05/12 15:44 Written by コ○助

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昨年の阪神打線は1番・今岡誠内野手、2番・赤星憲広外野手、3番・金本知憲外野手という並びで圧倒的な破壊力を持っていたのは記憶に新しいところ。一発も打て、首位打者を獲得するほど堅実なバッティングが冴えた今岡選手、それに続く快足盗塁王・赤星選手、チームバッティングに徹し、赤星選手を返すことだけを考えてプレーしていた金本選手。この3人がガチッとうまく噛み合って、素晴らしく繋がりのある打線を生み出していたなりね。

今シーズンは金本選手が4番に固定されることがシーズン前から決定していたため、開幕当初は1番・今岡選手、2番・赤星選手、3番・キンケード選手、4番金本選手という並びだったなりが、キンケード選手がなかなか結果を出すことができず、1番と2番が出塁しても3番で打線が途切れるといったことが多々あったなりよ。これが4月の阪神の成績が低迷していた原因のひとつだと言われているなりが、ゴールデンウィーク前に岡田監督が打線の組み替えを断行。1番・赤星選手、2番・藤本選手、3番・今岡選手、4番・金本選手という並びにしたところ、かなり強力な、もしかすると昨年以上に繋がりのある打線が完成したなりね。新打線にしてからは阪神の得点力も上向き、最近は好調を維持して首位を走っている状況なり。

この新打線のキモは、なんといっても小技も大技もできる1番と2番の快足コンビ。赤星選手が出塁して盗塁を決め、藤本選手が長打で返すといったシーンが何度も見られるようになってきたなりね。藤本選手は開幕スタメンをルーキーの鳥谷敬内野手に奪われる屈辱を味わったなりが、今や誰も代わりになることができないほどの活躍を続けているなり。鳥谷選手は今の藤本選手には、どれだけ頑張っても敵いそうに無いなりねぇ。

ちなみに、現在の阪神打線は1番・赤星選手(打率.268、0本塁打)、2番・藤本選手(打率.295、3本塁打)、3番・今岡選手(打率.331、12本塁打)、4番・金本選手(打率.254、8本塁打)のあとは、5番・桧山選手(打率,282、2本塁打)、6番・アリアス選手(打率.317、14本塁打)、7番・キンケード選手(打率.226、3本塁打)、8番・矢野選手(打率.325、3本塁打)と、完全に固定されているなりね。

赤星&金本の両選手は現在は打率が低めなりが、徐々に調子を上げて来ているので心配することは無いものの、キンケード選手だけはずっと調子が悪いなりねぇ。どこまで我慢が続くのかは分からないなりが、5月も終わってこの程度の成績だったら、思い切って若い関本選手に変えてくるかもしれないなりね。もしくは、けがから回復すれば片岡選手に変える、といった感じなりか。いずれにしても、さらに打線が強化されること間違いなしなり。

現在好調の阪神。どうか5月は安定して勝ち星を重ねて、少しでも貯金を増やすことができますように。そのためにも、どうにかして横浜に勝たねば……。

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