正式発表されたソニーの携帯ゲーム機「PSP」。

2004/05/12 15:14 Written by コ○助

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昨年5月に初めて発表されて以来、すでにスペックや本体デザインは明らかにされているので驚きはないなりが、現在開催中のE3で正式に実機や参入メーカーなどが発表されたなり。ただし、発売時期は「2004年末」というだけで発売日は未定、価格に関しても未定となっているなり。

おさらいの意味も込めて、改めて今回正式に発表された「PSP」のスペックを見ていくと。
・大きさは170×74×23mm、重量は約260g
・タテ・ヨコ比が16:9の480×272ドット
・4.3型TFT液晶ディスプレイ
・メディアには1.8GBの「UMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)」を採用
・IEEE 802.11bの無線LANに対応
・メモリーステイック PRO Duoスロットを装備
・USB 2.0や無線LAN経由でパソコンとの接続が可能
・音声形式はATRAC3plusとPCMをサポート
・動画形式はMPEG-4をサポート

参入が明らかになったのは99社で、内訳としては日本34社、北米24社、欧州31社、韓国10社。国内のメーカー数が若干少ない気もするなりが、主要なメーカーはほぼ参入を決めているようなので問題はないレベルかと。

現在明らかになっている開発中の「PSP」向けソフトはたくさんあるなりが、いくつかピックアップしてみると。
・コーエー「真・三國無双(仮題)」
・カプコン「デビル メイ クライ」シリーズの新作
・SCEI「グランツーリスモ4モバイル(仮題)」
・SCEI「サルゲッチュ(仮題)」
・SCEI「どこでもいっしょ(仮題)」
・SCEI「みんなのGOLF(仮題)」
・ナムコ「新リッジレーサー(仮題)」
・ハドソン「ボンバーマン」シリーズの新作

基本的にはプレステ向けに提供されている人気ソフトのPSP版が新たに投入されるといった感じなりか。「グランツーリスモ4モバイル(仮題)」のスクリーンショットがあちこちに出ているなりが、もの凄いグラフィックなりよ。携帯ゲーム機の常識を遙かに超えてしまっているような印象を受けるなり。

「PSP」で懸念されるのは、これだけのスペックなので価格が高いのではないかということ。それとバッテリー持続時間の問題なりね。価格は映画コンテンツの利用なども想定していることを考えると結構高めになりそうな気がするし、バッテリーも光学ドライブや大画面液晶を搭載しているので、それほど長時間は望めないような。こうした部分はまだ明らかにされていないだけに、どれだけユーザーが満足できるレベルの製品に仕上げることができるか、ソニーの今後の開発に期待したいものなり。

「Nintendo DS」と「PSP」。同時期に発表され、同時期に発売される、同種のハード。どちらを購入するのが良いなりかねぇ。今年の年末は相当悩むことになりそうなり。

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