任天堂、新型携帯ゲーム機「Nintendo DS」を正式発表。

2004/05/12 09:21 Written by コ○助

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任天堂の岩田聡社長が「まったく異質な商品」と呼んでいた新型の携帯ゲーム機「Nintendo DS」が、今日から開幕した世界最大のゲーム関連の展示会「E3(Electronic Entertainment Expo)」に先立って行われた任天堂のメディアブリーフィング会場で正式にお披露目されたなり。

発表された「Nintendo DS」のデザインは、液晶画面を上下に備えており、ちょうど昔任天堂が販売していた「ドンキーコング」のゲームウォッチのような筐体。下の液晶はPDAのようなタッチスクリーンで、この画面をタップすることでゲームの新しい操作感が得られるというなりよ。これまでの携帯ゲーム機にはなかった、新しい機能なりね。そして本体にはマイクロホンを内蔵し、音声認識に対応。これまで任天堂は「ピカチュウげんきでちゅう」などで音声認識を利用したソフトを投入しているなりが、そういった技術の蓄積が携帯ゲーム機でも実現することになるなりね。これは結構凄いかも。さらに、ワイヤレスネットワーク機能を搭載しているため、最大16人で約30メートルの距離まででゲームの対戦を楽しむことができるほか、インターネット接続も可能だというなり。

任天堂は携帯ゲーム機市場で圧倒的なシェアを誇っているなりが、過去の資産を無駄にすることなく、「Nintendo DS」はゲームボーイアドバンスと完全互換を実現。「Nintendo DS」向けの新しいメディア用のスロットと、ゲームボーイアドバンスソフト用のスロットが2つ用意されており、新規参入してくるソニーの「PSP」に既存ユーザーを奪われない趣向を凝らしているなりね。

機能的にも新しいものが多く、ゲームボーイアドバンスと完全互換ということで移行もしやすい「Nintendo DS」。2画面を使ってどのようなゲームができるのかはやはり興味津々だし、「PSP」にはできないようなゲームが楽しめる予感はするなりよね。ちなみに投入されるソフトが一部明らかにされたなりが、アメリカの任天堂のホームページでは「Metroid Prime: Hunters」「PictoChat」「WarioWare, Inc. DS」「Super Mario 64x4」といった名前とスクリーンショットを見ることができるなり。「Super Mario 64x4」は携帯ゲーム機の画面じゃない……と思うほど、本当に凄いかも。NINTENDO64以上の3D描画能力を持つという「Nintendo DS」なので、グラフィックのほうも期待して良さそうなり。

発売は年内、価格はまだ未定のようなりが、今から発売が楽しみなり。コ○助もこれは購入しなくては……。

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