今日はソニーから一斉にパソコンの新ラインナップが発表されたなりが、中でも最も目を引いたのがWindows XP搭載パソコンとしては世界最小・最軽量の「VAIO type U」。「VAIO U」シリーズの流れを汲むモバイル用途を重視した製品なりが、タッチパネル方式を採用することでキーボードを取り去る大胆な設計なのが特徴なりね。これは、「VAIO U」ユーザーを対象にした調査でキーボードの利用頻度が低いとの声が多かったことから、キーボードを廃することにしたのだとか。大きさはキーボードを廃した分、かなり小型となり、167×26.4×108mm(幅×奥行き×高さ)、重量約550gと携行するのに苦にならない大きさとなっているなりね。PDAよりもやや大きめで、ノートパソコンよりも小さいといった感じなりか。

スペック的には以下の通り。（5月29日発売、約17万9000円）
・CPUは超低電圧版 Celeron M/900MHz
・メモリは256MB
・ハードディスクは20GB
・SVGA(800×600ドット)まで表示可能
・5型反射透過併用型TFTクリアブラック液晶ディスプレイ
・無線LANはIEEE 802.11b/g
・Type2 CFスロット×1、メモリースティックスロット(PRO/高速転送対応)×1
・USB接続の折りたたみ式のキーボード付属
・スティックリモコンとインナーイヤーヘッドフォン付属

「VAIO type U」はキーボードがない、タブレットPCのようなフォルムなりが、電磁誘導式のディスプレイを採用していないので、タブレットPCというわけでは無いなり。なので、OSもWindows XP Tablet PC Editionではなく、通常のWindows XP HomeEditionが採用されているなりね。

キーボードが無いというだけでもパッと見のインパクトは強いものがあるなりが、外付けの折りたたみ式キーボードを付けるくらいだったら別々にする必要があったのかなぁ、と。Palmを使っているときにコ○助も外付けの折りたたみ式キーボードを携行していた時期があったなりが、ちょっとメールを打ちたいときとかにササッと文字が打てないのは、ジワジワと不便な気がしてくるなりよ。手書き認識ソフトの「NEXTTEXT」がプリインストールされているとはいえ、手書きで長文を書くのは無理、とは言わないなりが現実的では無いなりからね。そういう意味では、「VAIO type U」はネットとビューワーとしての使い道以外は、結構使いづらいかもしれないなり。

なにが何でも「小さなWindows XP PCが欲しい！」という人はぜひチェックを。とりあえず実機に触れてみて検討するのが良いのではないかと。