話題のフジテレビ系深夜番組「ニューデザインパラダイス」。

2004/04/29 13:18 Written by コ○助

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春の改編期も一段落、多くの新番組がスタートしたなりが、その中に一部で話題を呼んでいる深夜番組がスタートしたのをご存知なりか? その番組はフジテレビ系で毎週木曜日の深夜24時35分〜25時05分まで放送されている「ニューデザインパラダイス」。フジテレビ深夜お得意の「大人のための知的情報番組」の新星、「ニューデザインパラダイス」をちょいとご紹介するなりね。

「ニューデザインパラダイス」は企画・小山薫堂による「物のデザイン」をテーマにした番組。小山薫堂と聞いてピンと来る人はテレビ通なりが、フジテレビ系の「カノッサの屈辱」や「料理の鉄人」「ハンマープライス」、日本テレビ系の「進ぬ! 電波少年」、テレビ朝日系の「パパパパPUFFY」などを手がけた放送作家なりね。もともとは日本テレビ系の「11PM」の台本にたずさわったことがデビューのきっかけという、まさにテレビ界の天才放送作家なり。

フジテレビにサイトにある「ニューデザインパラダイス」の番組紹介を一部抜粋すると。
「既存のデザインを分析した上でそれを一旦白紙に戻し、全く違う観点から新しいデザインを作り上げてしまうのです。日常に埋もれている身近な物をデザインし直すことで、日常の平凡が新鮮に見えてくること、間違いありません!」
「毎回多才で多彩な強力なクリエーターを招き、奇想天外な発想でデザインを追及します」
「『21世紀の地球をもっと美しくすること』を実現すべく、今最も旬なクリエーターたちが、まったく新しいデザインの再生に挑む」

普段見慣れたもの。当然のデザインと思っているもの。そういったものがなぜそのデザインに落ち着いたのかということを分析し、その上でリデザインしてみるという番組なりよ。ナビゲーターは谷原章介が担当、毎回著名なクリエーターが登場して試行錯誤の末に完成した新デザインを披露するなりね。

第1回の放送では「横断歩道」をリデザイン。担当したのは六本木ヒルズにある「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」のアートディレクションを担当したことで話題となった佐藤可士和。第2回の放送では「名刺」をリデザイン。担当したのは言わずと知れた糸井重里。ともに、見終わったあとに「なるほど……」と思わず唸ってしまうものだったなりよ。特に糸井重里の考案した名刺は、真面目に欲しいと思ったなり。

リデザインというテーマは定番ではあるなりが、常に新しい視点でモノを捉えようという姿勢は非常に勉強になるし、単純にすごく面白いなりね。ちょっと古い本(2000年発売)なりが、朝日新聞社から発売されている「RE DESIGN―日常の21世紀」という本を最近購入し、毎日寝る前に読んでいるなりよ。これが面白くて、面白くて。ちょうどこの本を読んでいたコ○助の気分に完全にマッチしたのが、「ニューデザインパラダイス」だったというわけなり。

29日の放送のテーマは「紙コップ」。どのような姿に生まれ変わるのか、楽しみなり。

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