NTTドコモ、「506i」シリーズ3機種を発表。

2004/04/27 16:51 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


FOMAの「900i」シリーズが店頭に出揃ってまだ間もないなりが、早くもNTTドコモの新ラインナップ「506i」シリーズが発表されたなり。PDCの端末としては、昨年10月に発表された「505iS」シリーズから半年ぶりの新機種。「50x」シリーズは、最先端の技術や機能を搭載した「900i」シリーズと、エントリーユーザー向けの「25x」シリーズのちょうど中間に入る端末なりね。「900i」シリーズが登場する以前は「50x」シリーズが最上位モデルという位置づけだったなりが、現在はその座を「900i」シリーズに譲ってしまったため、何とも中途半端なラインナップとなっているなり。

発表されたのはNEC製の「N506i」、富士通製の「F506i」、三菱電機製の「D506i」の3機種。これまで一斉に発表されてきた他のメーカーの端末がないことに「あれ?」と思う人もいるかもしれないなりが、今回の「506i」シリーズはこの3機種で打ち止め。残りのパナソニック、ソニーエリクソン、シャープの3社からはFelica(非接触ICチップ)搭載の「506iC」シリーズが夏頃をめどに発表されることになっているなり。

簡単に各機種のスペックを見ていくと。
・NEC製「N506i」
メインに2.4インチQVGAプラス対応のTFT液晶(サブ液晶はなし)、130万画素CCDカメラ、miniSDメモリーカード、液晶が回転するリバーススタイルを採用
・富士通製「F506i」
メインに2.4インチQVGA対応TFT液晶、サブに1.1インチ有機EL液晶、オートフォーカス機能付き204万画素CCDカメラ、miniSDメモリーカード、指紋センサー機能
・三菱電機製「D506i」
メインに2.2インチQVGA対応TFD液晶、サブに1.5インチTFD液晶、100万画素のスーパーCCDハニカムカメラ、メモリースティックDuo

特徴的なのは、NECが従来の端末デザインを大きく変えてリバーススタイルを採用したこと、「D506i」のサブ液晶が1.5インチとかなり大型化していること、くらいなりか。

コ○助もお誘いを受けて端末発表会に行ってきたなりが、記者からの「900iシリーズと506iシリーズ両方にリソースを割くのは無駄ではないのか」との質問に「従来のPDCのお客様の声を真摯に受け止めた結果、50xシリーズも無視するわけにはいかない」との判断で開発を続けていると説明。つまり、「FOMAが最先端の機能なので、そっちを買え」とはキャリア的には言えないので、50xシリーズも投入せざるを得ない、ということなりね。なので、機能的に驚きのあるものが載るわけではない50xシリーズは、今後も中途半端なモデルとして投入されていくことになるなり。ちなみに「506i」シリーズが最後の50xシリーズというわけではなく、利用者のニーズがあれば「507i」シリーズの投入も否定はしない、とも説明していたなりよ。FOMAがもっと使えれば、50xシリーズなんて挟まずにスムーズに移行できるだろうに。ちょっと3つのラインナップを抱えていることが、無駄に思えるなりねぇ。

「506i」シリーズの3機種は液晶が大きくなっているために、その分全体の大きさもかなり大きめとなっているなりよ。機能的には505iSと同程度で、FOMA以下という感は否めないので、それほど魅かれるような端末では無いように思うなり。

発売は初夏を予定しているということなので、恐らく6月頃から順次発売されていくのではないかと。コ○助から見ると微妙な「506i」シリーズ、NTTドコモユーザーの人もぜひチェックしてみて下さいなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.