ドイツを旅行して驚いたのが、他のヨーロッパ諸国に比べてそうとう町がきれいだという事。ゴミは落ちてないし…。ドイツの人たちは日本人以上にキレイ好きなのかも…。
さてそんなドイツの都市、ベルリン。観光地として世界中から人々が訪れるここでは、清潔さを好む国民性には我慢がならないほどゴミが社会問題してるんだとか。そこでベルリン市が考え出したのが『しゃべるゴミ箱』。ベルリン動物園の近くなどに5台設置されることになったこのゴミ箱、なんとゴミを捨ててくれた人にお礼を言ったり、「ゴール!」と声援を送ってくれたりするんだそうで。
しかもこのゴミ箱、3ヶ国語話すそうです(爆)。日本語・英語・フランス語で「ありがとう」を言うそうで、何でドイツ語自体が無いのかは、まあ不思議なんですが。観光客向けってことでしょうかね。
ゴミ箱は太陽電池で動くため、環境にも優しいらしいです。今後もこの種のゴミ箱、さらに15台ほど設置されるとか。ベルリンの新たな観光の売り物になりそうですね。
そうそう。関係ありませんが、以前ベルリンで驚いた経験がひとつ。お天気の昼下がり、一人でメインストリートを歩いていると、カフェの外に置かれたテーブルに座ったお兄さん2人に呼びかけられました。兄さんの一人いわく
「そこにとめてある車ね。僕らのなの」
……だから?
と話をさらに聞いていますと
「でも、ガソリン代が無くてさー。悪いけどお金恵んでくれない?」
えーっと。一言「そんな人にやるほどの金は無い」と言って立ち去りましたが、ビックリしたのなんの。
こぎれいな格好でカフェでコーヒー飲んでるお兄さん達にそんなこと頼まれるとは予想だにしませんでしたねぇ…。