DDIポケットの音声端末ユーザー待望の京セラ製AirH”PHONE端末「AH-K3001V」がようやく、本当にようやく発表されたなり。先週あたりから「22日発表、5月発売」という噂が流れていたなりが、まさにドンピシャ。昨年8月20日にJATEを通過、9月のWPC EXPO 2003での参考展示、10月の事業説明会での「近々音声端末を発表できる」とのコメントから半年間、全く音沙汰がない状態が続いていたなりね。それだけに本当に発売されるのかと疑問視する声も出ていたなりが、ようやく正式発表となったなり。

発表された「AH-K3001V」の主な特徴は以下のとおり。
・32kbpsのパケット通信
・AirH”PHONEに対応
・PIAFS 32/64kbpsの回線交換方式でのデータ通信に対応
・Opera製のウェブブラウザを搭載
・POP/SMTPに対応（プロバイダのメールアドレスを使用可能）
・QVGA液晶
・11万画素カメラ
・5月14日発売
・価格は8,000〜10,000円程度

内蔵しているカメラが11万画素カメラということを除けば、PHSの利点を大いに活かした、かなり良好なモバイル端末といった感じ。普段メインで使っているメールアドレスが使えるほか、つなぎ放題コースを契約すればWebを見放題、メールし放題。使用感などはまだわからないなりが、Opera製のウェブブラウザを搭載しているということなので、ブラウジングも快適に行えるのではないかと。なによりも、これだけのスペックを兼ね備えていて10,000円を切る価格というのは、かなり魅力的なりよね。

コ○助も久しく音声端末を機種変更していないので、「AH-K3001V」は絶対に手に入れようかと思っているなりよ。きっとDDIポケットの音声端末ユーザーは皆、同じ気持ちのはず（笑）。携帯電話キャリアがパケット定額制を導入し始めている昨今、AirH”PHONEの利点は薄れてきているとはいえ、PHSの良さを再び感じさせてくれそうな端末なりね。発売が待ち遠しいなり。