究極の面接試験の勝者は?

2004/04/18 23:02 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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過去コラムでもご紹介した、大富豪ドナルド・トランプがプロデュースする"The Apprentice"。登場するのは一般から選ばれたキャリアアップを狙う若きビジネスマン、ビジネスウーマン達です。

彼らが2チームに分かれ、課せられたプロジェクトの中で、毎回どれだけ利益を上げられるかを競うんですが。負けたチームからは毎回脱落者(クビになる人)が出て、人数がだんだん減って行き、最後まで残った一人が晴れてトランプ氏の下で年収$250,000ドル(2千8万円ぐらい?)のお仕事に就くという…。まあひらたく言えば究極の『面接試験』なんですね。何故かアメリカで大ヒットの番組となり、木曜日の夜は我が家でもテレビに食いついて観ていたワケで(笑)。

ドナルド氏が脱落者に毎回冷たく言い放つ

"You are fired."(「お前はクビじゃ」の意)

の一言も大流行して、トランプ氏がこの名文句の「商標権」を得ようとしたりして、まあそういう意味でも社会現象化したこの番組。これが先週とうとう最終回になったんです。

結果から申しますと、このショーの優勝者はシカゴ出身のビル・ランシックさん。既に自分でも会社を経営し、成功させている実業者です。彼がトランプ氏から

"You are hired." (「君を雇うぞ」の意)

って言われたただ一人。まあ、文字ひとつ違うだけでまったく逆の意味ですよね、考えてみると(笑)。

さておき優勝のご褒美ですが。なんとシカゴにあるトランプ氏が建設した超高層ビル。これの経営を一手に任されるんだそうです。うわー。

ちなみに準優勝はクワミ・ジャクソンさん。手腕はあるものの「押しの強さ」にかけて、最後の勝者決定戦のプロジェクトにて自分の部下に振り回されたのが失敗だったとか。個人的にはこっちのジャクソン氏の方を応援していたんですがねぇ。

しかし番組放映中、ずーーーーーーっと不思議だったのが女性の挑戦者のほとんどがものすごい美人だったということ(笑)。本当に揃いも揃って…。まあ例外もありましたが、実際今回の"The Apprentice"に登場した女性達、プレイボーイ誌からヌード写真撮影のオファーが出た人もいたとか(爆)。まあ、実際に彼女達が選んだのは下着モデルだったんですが…。

しかも無償で。

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