初登場から2年、3度目の夏を迎えるタマちゃん。

2004/04/17 16:15 Written by コ○助

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タマちゃん……久しく聞かない名前なり(笑)。初めて多摩川に姿を現したのが2002年8月7日のこと。なのであれからもう2年近く経つなりねぇ。まあ多摩川から鶴見川、帷子(かたびら)川といった具合に移動を続けるたびに話題となっていたので、それほど昔の話という印象は無いなりが。現在は埼玉県内の荒川に1年近くお住いのタマちゃん。汚い川でも生き続け、そして定住してしまうたくましさは、専門家の当初の予想を大きく覆しているなりね。最近の関東地方は早くも夏の気配。17日には真夏日を記録した地域もあるようなりが、タマちゃんにとって3度目の日本の夏が、もうすぐそこまで迫ってきているなり。

タマちゃんの存在は、その後宮城県・歌津町の「ウタちゃん」や新潟県・北蒲原郡聖籠町の「カジちゃん」といった類似アザラシの登場によって価値が希薄化、次第にブームは収束していったなりが、先月千葉県鴨川市の砂浜に現れた「カモちゃん」は再びアザラシブームに火を付けるか、と言われているなりよね。とはいえ、「カモちゃん」も登場から1か月経っているので、すでにネタとしては新味が無いとは思うなりが。

ただ、「カモちゃん」は本当に顔が可愛いなりよ。タマちゃんは正直、それほど美形とは言えない顔立ちだったなりが、「カモちゃん」は愛嬌のある、なんとも言えない顔立ち。まるで「少年アシベ」のゴマちゃんのような感じで、今にも「キューッ」と鳴きそうな感じなり。また、人間が近づいたときの反応がまた可愛いのなんの。現在は鴨川シーワールドの職員が監視をしているので近づくことはできない(そもそも野生動物に近づいてはいけない)なりが、ニュース映像を見て、思わず顔がほころんだのはコ○助だけでは無いはずなり。

アザラシの話題は1頭だけで十分ということもあって、タマちゃん人気はきっと盛り返すことは無いとは思うなりが、静かに迎えることになるであろう3度目の日本の夏。タマちゃんはいったいいつになったら故郷へと旅だっていくなりかね。もはや興味・関心はそこだけになってきたように思うなり。

それにしてもタマちゃん、ウタちゃん、カジちゃん、カモちゃん……。つくづく平和な国なりねぇ(笑)。

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