昔は各球団のフランチャイズ球場のどこかがオールスターゲームの舞台になると相場が決まっていたなりが、最近は隔年でフランチャイズ球場以外の地方球場で開催することになっているなりね。2000年は長崎の長崎ビッグNスタジアム、2002年は愛媛県の松山ぼっちゃんスタジアムで開催され、2004年の今年は長野県の長野オリンピックスタジアムで開催されることが決定しているなり。これは地方の野球ファンへの還元と新規開拓が狙いなりが、過去の地方開催はいずれも好評だったようなので、それなりの成果を挙げているのではないかと。

今回決定したのは2006年の宮崎県、2008年の新潟県開催。まだかなり先の話なりが、地元自治体の積極的な誘致活動により、早々に開催が決定したようなり。宮崎県の舞台となるのは宮崎サンマリンスタジアムという球場で、2001年2月にオープンしたまだ新しい球場。両翼100m、中堅122mと、神宮球場（両翼91m、中堅120m）よりも大きく、東京ドームとほぼ同じ大きさ（両翼100m、中堅122m）の球場で、収容人員は30,000人（内野18,000人、外野12,000人）。総天然芝の、実に素晴らしい球場なり。

新潟県の舞台となるのは2005年着工、2007年完成を目指している新球場。当初ドーム球場の建設が計画されていたなりが、サッカーのW杯にあわせて建設された新潟スタジアム建設の煽りを受けて予算が削減され、通常の球場として建設計画が進められているようなり。

コ○助は今年オールスターゲームが開催される長野オリンピックスタジアムに足を運んだことがあるなりが、なんとまあ立派な球場なんだ、と驚くような施設だったなり。プロ野球の本拠地になっていない球場でも、本当にたくさんの良い施設があるなりよね。こういった施設が高校野球の地方大会やプロ野球の2軍の試合などでしか使われないというのは実にもったいない話なので、オールスターゲームに限らず、1軍の試合ももっとやった方が良いと思うなりよ。もちろん移動の問題など諸問題を抱えているのは確かなりが、「野球不毛地帯」と呼ばれるような場所を少しずつでも無くしていけるし、地域活性化にも繋がるはずなので、もっと積極的に地方開催を増やして行くのが良いのではないかと。まあそういう流れになっているのは確かなので、大事に継続して欲しいなりね。