Apple、「iPod」効果で増収増益。

2004/04/15 17:05 Written by コ○助

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14日発表に発表された第2四半期(1〜3月期)決算によると、1〜3月の「iPod」の販売台数は前年同期の10倍になる80万7000台に達し、スティーブ・ジョブズCEOは「売上高は29%増、1株利益は200%増の素晴らしい四半期だった」と第2四半期をまとめたなり。「iMac」ヒットの効果が一段落したあと、一旦業績が悪化しつつあった時期を乗り越え、再び「iPod」の力を得てAppleの業績は上向きになり始めているなりね。

ただ、会社全体の業績は確かに上向いているなりが、ちょっと心配なことも。第2四半期のパソコンの販売数量だけを見てみると5%増、販売額も6%増に止まっており、売上高29%増を支えているのはほとんど「iPod」によるということ。パソコンは「iBook」の販売数が前年同期比51%増、「Power Mac」の販売数が同12%増と好調だったものの、「Power Book」の売り上げが大きく落ち込んだことで足を引っ張ってしまったようなり。詳しい情報は出ていないなりが、この数字から推察するに、「iMac」や「eMac」も販売数は頭打ちになっているのではないかと。

あくまでもAppleの本業はパソコンメーカーであるということを考えると、この「iPod」効果で一喜一憂するのではなく、より良いMacを作っていかないといけないなりよね。「iPod」はWindowsユーザーに対しても門戸を開いたことで爆発的な売れ行きを見せるに至ったわけなりが、もっとMacを購入する動機付けになるようなハードも開発していかないと、Macという文化自体が廃れてしまう恐れがあるように思うなり。Mac無くしてAppleは存在し得ないはず。Macを愛するものの一人として、ちょっと心配なりね。

しかし、「iPod」は良いなりよね。「iPod mini」よりも「iPod」の方が圧倒的にデザインが好きなりよ。コ○助も「iPod」がもう少し安くなったら買おう、買おうとか思っているなりが、なかなか安くならないので困っていたりするなり(笑)。アップルストアを覗いてみると、15GBのモデルが33,390円なりか。コ○助は5GBもあれば十分なので、1万円くらいのモデルが出ないかなぁ、なんて無茶な希望を抱いていたり。それじゃあ、いつまで経っても買えないなりよねぇ……。でもHDDのようなデリケートな部品を使っている製品は極力中古では買いたくないし、どうしたものかと悩む日々なり。むぅ。

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