携帯電話が爆発。

2004/04/14 21:12 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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香港でのお話。銀行の窓口に並んだお客さんの一人、チャン・ティンホンさん22才。携帯電話でお話しつつ自分の番を待っていました。

用事が済んで電話を切ろうとしたその時…

ボンッ!

と言う音と共にその手に持った携帯電話が爆発。場所が場所だけに、銃を発砲した銀行強盗でもやってきたのかと、周りの人もさぞかしビックリしたことかと…。

爆発したその電話はNokia 3310という機種だそうで、ノキア社は今回の事件を深刻に受け止めて、原因調査を独自にすると発表していますが。

しかし、ノキア社の機種が爆発したり火を噴いたり(怖)したのは今回が初めてではないそうです。昨年もヨーロッパで事故が何件か報告され、イタリアとベルギーの消費者グループが調べたところ、ノキア製の電話二種類の充電式電池に、なんらかの拍子に過度に温度が上がり、発火する恐れがあるなど、不都合が見付かったそうで。

ノキア側は、この欧州の件については「他社のバッテリーを使用したために起きたアクシデントで、自社に責任はない」とコメントしていますが、香港での爆発についてはまだ携帯電話の本体を調べていないので何とも言えないそうで。

どっちにしろ、耳元でイキナリ電話が「ボンッ!!」と昇天されたら、かなりビックリ。ちょっと「この電話は10秒後に自然消滅する」って感じで、スパイ映画っぽいですけどね(爆)。

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