オリックスのレオン・リー元監督、1A監督辞任の理由。

2004/04/10 12:22 Written by コ○助

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オリックスの巡回打撃コーチとして2004年のシーズンに臨むことになっていたレオン・リーコーチなりが、キャンプ入り目前の今年1月、「家庭の事情」を理由に突然退団。日本の野球を知り尽くしている上にチームメイトからの信頼も厚く、今季から就任した伊原春樹監督との付き合いも30年に及ぶことから、その退団を惜しむ声は大きかったなりよね。

その後すぐにアメリカに帰国し、メジャー傘下の1Aブルックリン・サイクロンズの監督に就任。将来のメジャーリーガーの育成に務めることになっていたなりが、この職もわずか数か月で辞任することに。あまりに不可解な動き。メッツの広報は退団の理由は「個人的なもの」としか発表していないなりが、本当の理由は衝撃的なものだったなり。

9日付けのニューヨーク・ポスト紙の記事によれば、レオン・リー監督はフロリダ州ポートセントルーシーで性器を露出する事件を2件起こし、逮捕されたのだとか。辞任ではなく、実質クビになったわけなりか。性的な嗜好までは外野がとやかく言えるものではないなりが、あまりにお粗末な……。今まで積み重ねてきたキャリアが、吹っ飛んでしまうような、本当にガッカリする事件なりね。

レオン・リーはコ○助が小さい頃、プロ野球界に舞い降りた、本当の意味での「助っ人」。とにかく打って打って打ちまくる。そんなイメージの外国人選手だったなり。兄のレロン・リーと共に大活躍したレオン・リーは、ロッテと大洋に在籍した10年間で打率.308、268本塁打、884打点、1436安打というすさまじい成績を残したなりね。

コ○助もレオン・リーのプロ野球カードを大事に持っていた記憶があるなりよ。そんなレオン・リーが2003年にオリックスの打撃コーチに就任したときには、なんて嬉しかったことか。レオン・リーも「日本を愛しているので、コーチの話をもらった時はうれしかった」とコーチ就任の喜びを語っていたなりが、コ○助も同じ気持ちだったなり。

2003年のオリックスは、石毛宏典監督が4月にいきなり解任されるなど悲惨なシーズンを送ることになるなりが、打撃コーチから監督に緊急昇格したレオン・リーにとっても、ちょっと可哀想なシーズンだったと思うなり。何の準備もなく監督をやらされ、コミュニケーションの問題もあっただろうし。結果、オリックスは独走で最下位。オフには監督を解任され、実質巡回打撃コーチへと降格していたわけなりね。

今回の事件が事実ならば、恐らくもうレオン・リーの姿を日本球界で見ることは無いと思うなり。アメリカでも、その名前を聞くことができるかどうか。あれだけの実績と、人気を兼ね備えていた名選手の犯した、あまりにお粗末な事件。本当に残念でならないなり……。本当に寂しい話なり……。

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