コーエン兄弟の映画「ディボース・ショウ」が今日から公開されるなり。「ディボース・ショウ」はジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズの豪華共演も話題の作品なりが、なんといっても「バーバー」以来約2年ぶりのコーエン兄弟の新作ということで、期待が高まる作品なりね。

コーエン兄弟はアメリカの映画監督＆脚本コンビなりが、興行収入ランキングの上位にくるような作品ではないものの、世界的に高い評価と名声を得ている兄弟なり。クレジット上は兄のジョエル・コーエンが監督を、弟のイーサン・コーエンはプロデュースを、そして脚本は兄弟で、というかたちでの分担しているとされているなりが、実際にはすべての作業を兄弟で共同しているのだとか。

「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟のように、アメリカには兄弟で映画を製作する人たちは多いなりが、コーエン兄弟のように長きに渡って、すべての作品を共同で製作し続けている人たちは、そう多くはないなりね。まあこのスタイルで大成功を収めているので、あえて変える必要がないということなのかもしれないなりが。

以前は非ハリウッド的な雰囲気のあったコーエン兄弟の作品なりが、2000年の「オー・ブラザー！」の主演にジョージ・クルーニーを起用したあたりから若干スタイルを変更。2001年の「バーバー」は違うなりが、今日公開される「ディボース・ショウ」にジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズを、5月に公開される「レディ・キラーズ」ではトム・ハンクスを主演に起用。ハリウッドメジャー的な作品に近づいて来た感があるなりが、それでも従来の作風は失わずに、商業主義に走らないコーエン兄弟は素敵なり。まあ製作費をハリウッドのメジャースタジオに依存しているので、キャスティングがある程度豪華になってしまうのは仕方のないことなのかもしれないなりね。

カンヌ国際映画祭で受賞すること数多。アメリカの映画監督の中でも傑出した才能を見せるコーエン兄弟の新作「ディボース・ショウ」を、ぜひチェックしてみてくださいなり。

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●「タイムリミット」公開
●「ディボース・ショウ」公開
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●「列車に乗った男」公開
●「バーバー吉野」公開
●テレビ朝日「ビートたけしの！こんなはずでは！！SP」19:00〜20:54
●フジテレビ　プレミアムステージ「ハムナプトラ2　黄金のピラミッド」21:00〜23:19