どうもスポーツ選手の出演しているCMというと、現ダイエーの王貞治監督が出演していた亀屋万年堂の「ナボナ」のCMが真っ先に思い浮かんでしまう、実にオッサン臭いコ○助なわけなりが。昔はCMに出演するスポーツ選手というと野球選手ばかりだったなりが、最近のCMは本当に多種多様な競技のスポーツ選手がCMにタレントと同じように出演しているなりよね。パッと思いつくだけでも、中田英寿選手が出演しているキヤノンのデジカメ「IXY DIGITAL」とか、高橋尚子選手が出演しているロッテの「キシリトール＋2」とか。ある程度著名なスポーツのトップクラスの選手は、たいがいCMに出演していると言っても過言ではないと思うなり。

そんなCMへの進出が目立つスポーツ選手の各人なりが、広告契約料はやはりメジャーリーガー、プロ野球選手、サッカー選手が御三家。そこには確たる序列が存在するわけなりが、それをランキングにまとめた記事が日経流通新聞に掲載されていたのでご紹介しておくことにするなり。

では、さっそくランキングを見ていくなりが、各々、左から順に「順位」「選手名」「推定契約額」「今後の見通し（矢印）」という並びになっているなり。

1位　松井秀喜　1億円〜1億6000万円　↑
2位　イチロー　1億円〜1億5000万円　→
3位　中田英寿　8000万円〜1億5000万円　→
4位　長嶋茂雄　1億円　→
5位　松井稼頭央　8000万円〜1億円　↑
6位　佐々木主浩　7000万円〜9000万円　→
7位　星野仙一　5000万円〜1億円　↑
7位　高橋尚子　5000万円〜1億円　↓
9位　青木功　7000万円〜8000万円　→
10位　小野伸二　6000万円〜8000万円　→
10位　丸山茂樹　6000万円〜8000万円　→
12位　王貞治　5000万円〜8000万円　→
12位　貴乃花光司　5000万円〜8000万円　→
12位　谷亮子　5000万円〜8000万円　→
12位　清原和博　5000万円〜8000万円　↓
16位　SHINJO　4000万円〜6000万円　→
17位　野茂英雄　5000万円〜7000万円　↓
18位　中山雅史　3000万円〜8000万円　↓
19位　稲本潤一　5000万円〜6000万円　→
20位　中村俊輔　3000万円〜7000万円　→

このランキングは年間契約でCM（テレビ、新聞、ラジオ、雑誌）に出演すると想定した場合の契約額を、日経流通新聞が推計してまとめたものなりが、ザッと見た感じではある程度予想通りの序列といった感じなりか。強いていえば、星野仙一氏より上に佐々木主浩投手がいることと、野茂英雄投手は王、貴乃花、谷、清原よりも下ということ、あとは中山雅史選手が稲本＆中村よりも上にいるということなりか。まあいずれにしても、このランキングに出てくる人たちの広告契約料は、すこぶる高いということがお分かりいただけたかと思うなり。

スポーツ選手をCMに起用するのは、成績の浮き沈みによって広告効果に大きく幅が出ることから、非常にリスクが高いというなり。最近だと、高橋尚子選手がオリンピック代表から落選したことでスポンサーが痛手を受けたという話が出ていたなりよね。それでもスポーツ選手を起用し続けるのは、成績が良かったときの広告効果が激しく大きくなるから。例えば谷亮子がオリンピックで金メダルを取ったら、それだけでスポンサーロゴの露出が激増する、といった感じなりね。まあここら辺は、かなりギャンブルに近いものがあるかな、と。

皆さんはスポーツ選手が出演しているCMで印象に残るものってあるなりか？　コ○助は上戸彩と新庄剛志外野手が共演している「オロナミンC」のCMなりかねぇ。あの野球選手とは思えない新庄選手の黒々とした肌と、「オフコース」と叫ぶまぬけさは、なかなか好感が持てるなり。CM契約額1位に輝いた松井秀選手のCMはコ○助の中ではあまり印象に残ってないような。

今年はオリンピックイヤー。この場で大活躍した選手が新たなCM出演を掴むようになることは間違いなし。果たしてどんなスターが生まれるのか、今から楽しみなり。