MSNニュースとMainichi INTERACTIVEが統合。

2004/04/05 21:06 Written by コ○助

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今年1月に電撃的に発表されたMSNの「MSNニュース」と毎日新聞社のサイト「Mainichi INTERACTIVE」の統合がいよいよスタート。ポータルサイトが新聞社のサイトを丸のみするという新しい試みなりが、MSNニュースはこれまで複数のソースに依存していたものをMainichi INTERACTIVEに一本化したことがユーザーにどう評価されるかに注目が集まっているなりよね。今回の統合に伴って、これまで利用されていた「www.mainichi.co.jp」のURLは廃止、新しい「www.mainichi-msn.co.jp」に自動的にジャンプするようになっているなり。

統合に至った理由は毎日新聞社側は「Mainichi INTERACTIVE」が赤字を垂れ流しており、これを解消するため。MSN側は収益を上げるためのパートナーを探していたところ、毎日新聞との思惑が一致したためだと言われているなり。統合が発表された際に多くのユーザーから「毎日新聞はマイクロソフトの御用新聞に成り下がったのか」との批判が噴出していたなりが、編集権の部分にはマイクロソフトはタッチせず、毎日新聞の独立性は保っているなりね。なので、ユーザー的にはURLが変わっただけで、これまで通り「Mainichi INTERACTIVE」と同様の記事を読むことができる模様なり。

実際に統合されて誕生した新生「MSNニュース」を見てみると。デザイン的には統合前までの「Mainichi INTERACTIVE」に比べるとはるかに見やすくなっていて、好感は持てるなり。ちょっと「Mainichi INTERACTIVE」はデザインがシンプルすぎた感もあるので、ある程度楽しげなビジュアルとなった今のほうが、コ○助は好きかな、と。

現在、「MSNニュース」には「この新サイトはいかがですか?」というアンケートが掲載されているなりが、「ブックマークしたい」が約2割、「普通」が約1割、残り7割が「もっと頑張りましょう」とかなりユーザーは辛口な模様。これ、結構厳しい評価なりねぇ(笑)。まあコ○助も定期的に巡回するかと言われたら、微妙な気もするなりが……。MSN自体にアクセスしたことがない人なので、急に「MSNニュース」を見るようになるとは思えないし、他紙に比べて毎日新聞でなければならない、という必然性があまり無いので、どうしても二の次になってしまいそうな気がするなり。

とは言ってみたものの、面白い記事があれば積極的にアクセスするようになると思うので、純粋に頑張って欲しいなりね。ポータルサイトが新聞社のサイトを取り込むという、この新しい動きが今後に与える影響を計る意味でも、注目しておきたいところなり。

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