昨年7月6日付けでセリエAのサンプドリアへレンタル移籍した柳沢選手。サンプドリアは今シーズンセリエBからAに昇格、上位進出の切り札的存在として柳沢選手を獲得したなりが、ここまでのところ全くその期待には応えられないでいるなりよね。1年間の契約期間が切れる6月が目前に迫ってきたことから、徐々に来季の契約の話が出てきているなり。

日刊スポーツによると、サンプドリアとしてはレンタル期間の延長を基本方針にしているようなりが、鹿島アントラーズの牛島社長は「レンタル期間延長はない。これは最終決断です。もし来シーズンもレンタルならほかのチームを探す」と明言するなど、両者の考え方は全く平行線な模様。牛島社長がこれ以上のレンタル移籍を認めないのは、このまま出番がほとんど無い状態でサンプドリアに置いておくと柳沢選手がダメになるという親心からなので、レンタル延長は絶対に認めないというなり。

最近の日本代表の試合を見ていると、海外のクラブに所属している選手、いわゆる海外組が中心のメンバー構成になっているなりが、海外で試合に出場していない選手が大半を占めているのでどうしても代表での試合内容もイマイチな感じがするなりよね。そういう選手を代表に選ぶジーコ監督もどうかと思うなりが、選手自身も本来の力が発揮できずに批判を受けるのは不本意なはず。柳沢選手もずっと代表に呼ばれながらも、なかなか好結果を残せずにいるだけに、一度自身を立て直す意味でも鹿島に復帰するのが良いような気がするなりが……。

フルハムの稲本潤一選手に続いて復帰話の持ち上がった柳沢選手。果たして来季の運命は。