顧客情報の大量流出が既存顧客の解約や新規顧客の獲得などに影響必至と見られていたYahoo!BB。ソフトバンクが発表した加入者数の3月31日時点での速報値から算出すると、3月単月の加入者数は約7万回線程度となり、2月単月の11.4万回線を大きく下回る結果となったようなり。数字を見た限りではしっかりと影響は出ているわけなりが、Yahoo!BBしか選択肢が無い地域は仕方ないとはいえ、あれだけの事件が起きていながら約7万回線も加入する人がいるとは……。

しかし、事件後も淡々と街頭で加入者獲得に向けて赤い連中が袋を差し出している光景を見かけるなりが、いくら節操が無いと思っても、実際にそれで加入してしまう人が約7万人もいるとなると、その効果は認めざるを得ないなりよね。ジャパネットたかたのように、一斉に営業活動を停止したことが高く評価される場合もあるなりが、どちらが将来的な利益に繋がるのかを天秤にかけたら難しいところ。個人的にはジャパネットたかたのような対応の方が好感が持てるし、事件は事件として、今後も気持ちよく関わっていきたいと思うなりが。

とはいえ、コ○助もあの事件が起こってからもずっとYahoo!BBを利用し続けているユーザーなので大きなことは言えない立場。それほどYahoo!BBのサービスに固執しているわけでは無いなりが、単純に他のサービスに乗り換える際にネットに接続できない空白の期間が存在することが厳しいので、躊躇せざるを得ないなりね。Narinari.comの更新作業も止まってしまうわけだし。本当は、わが家はFTTHサービスが来ている地域なので、光にしたいところなりが……。

それと、現在コ○助はBB Phoneの依存度が高く、これが手放しがたいのも事実。同じBB Phoneユーザーの友人と話すことが多いなりが、いくら話しても無料というのは、やはり強烈なことこの上なし。他の事業者に乗り換えたところで、友人も一緒に乗り換えないことには通話料が無料になるIP電話サービスを提供しているところは無いだろうし、なかなか悩ませてくれるところなり。

顧客情報の流出から1か月強。Yahoo!BBユーザーの皆さん、他事業者への乗り換えなど、考えているなりか？