ちょっと日にちがズレてしまったなりが、書き忘れていたので改めて。先日、韓国リーグの仁川への入団が内定したニュースをお届けした前園選手なりが、入団記者会見が都内で行われたなり。基本年俸は1億ウォン（約1,000万円）、背番号は「7」。チームでは司令塔としての活躍を期待されているようなり。

昨年まで同じ韓国リーグの安養LGでプレーしていた前園選手なりが、ほとんど試合には出場できなかったこともあって静かに契約満了を迎えていたなりね。今回の仁川入団会見が韓国の主要紙にどう伝えられているのかをチェックしてみたなりが、朝鮮日報、中央日報、東亜日報各紙の日本語版サイトでは、特に記事は見当たらず。まあ安養LGで印象に残るプレーをしたわけではないので、現在置かれている境遇はその程度のものでも仕方ないなりか。

仁川ユナイテッドは韓国リーグ13番目のクラブとして、今年2月から新設されたばかりの市民クラブ。安養LGから移籍した選手も多いようなので、前園選手もすんなりチームに溶け込みやすい環境のようなり。また、コンサドーレ札幌の張外龍元監督がヘッドコーチに就任したことも、前園選手には心強いかもしれないなりね。前園選手も入団会見で「張さんの加入は大きい。安養で一緒だった選手も多いので、コミュニケーションは取れる」と自信の覗かせていたなり。

ちなみに、東亜日報の2004年Kリーグ展望によると、仁川ユナイテッドは「伏兵」的な存在で、「普通」よりもやや上の評価。基本的には混戦が予想される今年のKリーグなので、司令塔で起用される前園選手の活躍如何では上位進出も有りそうなりね。

鹿児島実業高校から横浜フリューゲルス→ヴェルディ川崎→サントス→ゴイアス→湘南ベルマーレ→東京ヴェルディ1969→安養LG→仁川と渡った前園選手のプロ生活。仁川は果たして安住の地になるのかどうか。今年の前園選手に注目なり。