2月20日から全米で発売開始、予約の段階から10万台を突破し、大ヒットを予感させていた「iPod mini」。幅約50.8×厚み12.7×高さ91.4mmのコンパクトな本体に4GBのHDDを搭載、重量も102gと片手に入る大きさ&軽量、そして5色のカラーバリエーション(シルバー、ゴールド、ピンク、ブルー、グリーン)と、従来の「iPod」よりもポップで気軽に扱える点がウケ、アメリカでは爆発的な売れ行きを見せているなりね。
幸か不幸か、この大ヒットによってアメリカ国内での生産計画に狂いが生じてしまったようで、まったく生産ラインが追いつかない状態に。そのため、アメリカ国外での販売を先送りし、当分の間はアメリカ国内への供給を優先させる決定を下したようなり。まあ日本発の製品でもこういったことはよくある話なので仕方ないとはいえ、当初日本での発売は4月頃と言われていたなりからね。発売を心待ちにしていた人も多いし、何よりも新学年、新年度がスタートするにあたってデジタル機器を新調しようと思っていた人にとっては大きな痛手となりそうなり。
以前、
東京・秋葉原で並行輸入品が販売されていたことが話題になっていたなりが、アメリカでも品薄となると、並行輸入でもなかなか手に入らなそう。「iPod mini」がどうしても欲しいという人は、アメリカのオンラインショップで注文するか、アメリカに住む知人・友人などのツテを頼って手に入れるしか無さそうなり。それにしても、3か月の延期は痛いなりねぇ。
ちなみに、
Yahoo!オークションには新品の「iPod mini」が何点か出品されていて、かなり割高な感が否めない、4万円近い価格となっているなりね。今回の延期の一報で、ますます落札価格が跳ね上がりそうな予感が。お金の問題ではなく、どうしても欲しいという人はYahoo!オークションで落札するべし。