Yahoo!BBの顧客情報流出ショックからまだ日も浅いというのに、今度は同じADSL接続業者であるアッカから大量の顧客情報が流出していたことが判明。その数はまだ特定されていないものの、最悪の場合、全顧客分に相当する約110万件が流出した可能性があるというなり。一難去ってまた一難。コ○助はYahoo!BBでは顧客情報流出を免れたなりが、元アッカ会員なので、もしかしたら流出してしまった可能性も……（涙）。

流出した経緯や詳細については、25日に坂田好男社長らが記者会見して明らかにするようなりが、顧客の住所、名前、電話番号などが流出してしまったのは確実な模様。アッカはOCN、So-net、@nifty、BIGLOBE、DIONなど、大手プロバイダと提携して加入者を獲得しているので、Yahoo!BBとはまた違った情報が流れている可能性はあるなりよね。例えば、この顧客はどのプロバイダを利用している、といった情報とか。何がどう悪用されるかは分からないので、少しでも流出している情報が少なければ良いなりが……。

ちなみにアッカは「個人情報保護ポリシー」をサイト上に掲載しているなりが、そこにはこんなことが書かれているなり。

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1.社員教育の強化
個人情報保護に関する学習教材を作成し、全社員等（派遣社員、パートタイマー、アルバイトを含む）に 配布するとともに、個人情報を扱う全社員等を対象に定期的に研修を実施いたします。

2.個人情報保護に関する内部規程の整備
個人情報保護に関する内部規程を整備し、個人情報の取扱いについて明確な方針を示すとともに、個人情報の漏えい等に対しては、厳しい態度で臨みます。

3.「個人情報管理者」の配置及び機能強化
「個人情報管理者」を設置するとともに、その役割を明確にし、個人情報管理者が適切に個人情報保護に関する活動を行えるように環境整備を行います。

4.顧客データベースへのアクセス環境について
顧客データベースへのアクセス環境については、より個人情報保護が図られるよう検討・実施いたします。

5.業務委託について
業務委託については、より個人情報の保護に配慮し、業務委託契約を締結する際には、業務委託の相手と しての適格性を十分審査するとともに、契約書の内容についてもより個人情報の保護に配慮したものとします。

6.監査体制の整備・充実
個人情報の保護が適切に行われているかどうかについて、社内で監査できる体制を整備してまいります。
また、アクセスログを活用した監査は、社内での個人情報漏えい者の早期発見及びそれによる抑止効果の発揮による漏えいの未然防止に有効と考えられますので、その実施方法を検討してまいります。

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文面だけ見ていると「おお、これならば安心」と思える内容ではあるなりが、果たして実際にここまで個人情報の扱いを徹底した上でダメだったのか、それとも文面だけ立派で、実際にはほとんど機能していなかったのか。どちらに転んでも、何ともバツが悪いなりねぇ。

ともかく、Yahoo!BBよりも少ないとはいえ、100万件を超えるかもしれない大流出事件。社長の記者会見と続報を待つべし。