オマリーはオマリーでもドジャースの有名なピーター・オマリー元会長のことではなく、元阪神の名助っ人であり、現在阪神の駐米スカウトを勤めるトーマス・オマリー氏のことなりね。「4年後は阪神」とか言ってる時点で、トーマス・オマリー氏しか有り得ないのは明白なりが……。

オマリー氏は2002年から2年間、星野政権下で特命コーチとして活躍。ベンチにTシャツ＆斜め帽でドカッと座ってニコニコしている姿を見た人も多いかと思うなりが、とにかく現役時代もコーチに就任してからも、阪神ファンに愛され続けている人なりね。そのオマリー氏は昨年オフにフロントに転出。阪神が元助っ人をコーチに起用したことも異例なりが、フロント入りさせたのも異例中の異例。現在は新助っ人の獲得ルートを確保するために、駐米スカウトというかたちで、日夜阪神のために働いているわけなり。ちなみにオマリー氏は過去に「将来は阪神の監督になるのが夢」とインタビューで大まじめに答えており、こういった異例尽くしの球団との繋がりを考えると、後々「阪神・オマリー監督」が誕生する可能性は、決してゼロでは無いように思うなり。と、いうか誕生して欲しいなりねぇ。ほんと、人柄も面倒見も良いようだし、アメリカの独立リーグで監督経験もあるし。何よりも「心から阪神ファンを愛している」と公言する、そんなオマリー氏が大好きなり（笑）。

さて、アメリカでスカウト業務に勤しむオマリー氏。21日に行われたマリナーズ−ホワイトソックス戦を、阪神の帽子をかぶりながら観戦したようなりが、レフト前、ライト前、センター前と綺麗に打ち分けるイチロー外野手の打撃に感銘を受けたようで、「イチロー、スゴイ」と大絶賛。まあ「スゴイ」のは誰もが認めることで、今さらあえて言うほどのことでは無いなりが。そして、「4年後は阪神！」と獲得に意欲を燃やした（？）ようなり。えっと、巨人ならまだしも、お金のない阪神に戻ることは1%の確率も無いと思うので、適当に流す方向で。

ま、オマリー氏がアメリカで阪神のために活動しているということを、改めてお伝えしたかっただけなり（笑）。頑張れオマリー！優良助っ人を見いだせオマリー！