野球オリンピック代表、初戦はイタリアと激突。

2004/03/23 07:37 Written by コ○助

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ギリシャ・アテネオリンピックの開幕まで、あと半年を切った昨今。ようやくオリンピックに関する報道も増えてきて世間的な関心も高まりつつあるはずなりが、まだ平然と「え? 今年オリンピックなの?」と言う人がいてビックリ(最近2人ほど見かけたなり)。「2月が29日まである年はオリンピックの年」と小学生のときに習ったはずなのに(笑)。まあ今年がうるう年だったこと自体、忘れてる人もいるようなりが。

個々の競技については、今のところ国民的関心事である野球とサッカー、あとは高橋尚子落選に揺れたマラソン以外は関心が低い感は否めないところ。野球は長嶋茂雄氏が倒れ、一般紙も含めて「オリンピック代表監督」の文字が踊っていたので、若い人のみならずおじいちゃん、おばあちゃんもある程度のことは認知している様子。サッカーも今月オリンピック予選が組まれていたので、認知度は高そうなり。マラソンも高橋尚子落選は大きく報道されたなりよね。これだけ大きな出来事が相次いでいるのに、いまだに「え? 今年オリンピックなの?」と答えるあなたのアンテナはどうなってるのよ……と突っ込みたくもなるなりが、スポーツに全く興味がないという人の中には、意外とそういう人もいるようなり。コ○助はオリンピック大好きで、昨年からワクワクしているので、ちょっと信じがたくもあるなりが……。

まあそれは良いとして。

今回のアテネオリンピック、コ○助が最も楽しみにしているのはやっぱり野球。プロ選手が大量に派遣されるということで、どうしても関心は高くなるなり。忘れもしない、2000年のシドニーオリンピック。当時の参加選手を振り返ってみると。

【主な参加選手】
中村紀洋内野手(近鉄)、松中信彦内野手(ダイエー)、田中幸雄内野手(日本ハム)、田口壮外野手(カージナルス、当時オリックス)、赤星憲広外野手(阪神、当時JR東日本)、阿部慎之助捕手(巨人、当時中央大学)、沖原佳典内野手(阪神、当時NTT東日本)、松坂大輔投手(西武)、黒木知宏投手(ロッテ)、吉見祐治投手(横浜、当時東北福祉大学)、石川雅規投手(ヤクルト、当時青山学院大学)、杉内俊哉投手(ダイエー、当時三菱重工長崎)、渡辺俊介投手(ロッテ、当時新日鉄君津)

今でこそプロの一線で活躍している選手ばかりなりが、4年前の当時はアマチュアの選手が半分近く混ざっていたなりよね。また、本来強化されるべき捕手にヤクルトの古田敦也捕手が加わるはずだったなりが、球団が供出を拒んだために参加できず。プロからは結局、当時控えだった中日の鈴木郁洋捕手が参加し、期待以上の活躍を魅せたものの、誰もが「この局面で古田捕手だったら……」と思うシーンがあった、悔しい大会だったなり。結果はメダルを逃して4位。

あれからアッという間の4年。プロとアマが歩み寄ったことで、今回のアテネオリンピックはプロ選手が大半の構成になるなりよね。まあ中には阪神の井川慶投手のように、球界のエースと言われながらもオリンピック参加に消極的な選手もいるので、なかなかプロのフルメンバーというわけにはいかないなりが、それでもシドニーよりは強力な布陣になるのは確実。当然、狙うは金メダル。韓国や台湾もプロ選手で固めた代表を送り込んでくるなりが、アジアの盟主で有り続けるためにも、絶対に獲らないといけないタイトルだと思うなり。

そんな期待の膨らむ野球競技なりが、アテネオリンピック組織委員会が野球の1次リーグの試合日程を発表したなり。初戦の相手はイタリアで、8月15日午前11時半(日本時間同日午後5時半)から。その後、オランダ、キューバ、オーストラリア、カナダ、台湾、ギリシャと対戦。総当たり戦の結果、上位4チームが24日の準決勝に進出し、25日に決勝が行われるなりね。総当たりの1次リーグは5試合が現地時間のデーゲームになるようなので、日本でのテレビ放映は夕方から夜にかけてになる模様。かなり盛り上がりそうな予感なり。

代表選手の選考は6月下旬。長嶋茂雄氏が指揮を執るかどうかもまだ流動的なりが、どうかベストに近い布陣を揃えて、金メダルに向かってばく進して欲しいものなり。

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