シダックスの野村克也監督「ショートは藤本」。

2004/03/19 09:02 Written by コ○助

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マスコミが追い続けているからなのか、それとも本当はまだ阪神への想いがあるからなのかは分からないなりが、阪神の監督を辞めたあともたびたび阪神の現状について苦言を呈している野村監督。コ○助のような野村信者は、事あるごとに「ノムさんだったらどうしてたかな」なんて考えたりすることもあるので、こういう野村監督の言葉は面白かったりするなりが、野村監督を快く思っていない阪神ファンも多いなりからね。「なんでノムさんが口出すのかな」と思う人も結構いるかもしれないなり。まあそう言わずに。

ドラフトで入団が決まったときからスタートした阪神の「鳥谷 vs. 藤本」の正遊撃手争い。守備は五分。肩の強さや動きの良さは鳥谷選手の方が上という評価もあるなりが、藤本選手も昨年の優勝メンバーとしてレギュラーを張った経験があるなりからね。守備に関しては良い勝負だと思われるなり。打撃の方は藤本選手がリード。オープン戦の成績は藤本選手の方が圧倒的優位に立っているなりが、それでも鳥谷選手も3割目前まで打率を上げてきているので、十分合格点を与えられる状況だと思われるなり。これまでの競争を受けて、開幕レギュラーがどちらになるのかに再三注目が集まっているなりが、岡田監督は鳥谷選手の起用を示唆するような発言を少ししただけで、明確にはまだ発表はなし。最近では「鳥谷優勢」というのがスポーツ紙の評価だったなり。

野村監督はこういった現状を踏まえて、「ショートは藤本」と断言。理由として、以下のようなことを挙げているなり。
・鳥谷選手は内角攻めに対応しきれていない
・藤本選手は打撃面でも守備面でも大きく成長している
・鳥谷選手が新人なのに髪の毛を染め、眉毛をいじっているのが気に入らない

一番下の理由がなんとも野村監督らしい(笑)。そういえば阪神監督時代も、髪の毛を茶色く染めてるかどうかで、一悶着あったこともあったなりねぇ。昔気質の人なので、まずこういう部分が気になってしかたないようなりが、そんな頑固な野村監督、やっぱり好きなり。

さて、オープン戦が進むにつれて、実は阪神の正遊撃手争いにも変化が起きているなり。セカンドを守る今岡誠内野手がけがで離脱し、復帰が遅れていることから、現在は「ショート・鳥谷」「セカンド・藤本」の布陣で試合が進められているなりね。なので、競争は一時中断中。ただ、今は「ショート・鳥谷」「セカンド・藤本」がピタッとハマッているとはいえ、今岡選手がけがから復帰したらレギュラーを外れることは有り得ないので、押し出されるように藤本選手はポジションを失うことになるのかも。いや、でも今岡選手が帰ってくる前に鳥谷選手が結果を残せなかったら、藤本選手がショートに戻るということも当然有り得る話なりか。うーむ。

今年は開幕までの競争ということではなく、シーズン通して競争が続きそうな感じも。鳥谷選手には大きく育って欲しいし、かといって藤本選手にも腐って欲しくないし。阪神の良い意味での苦悩は、しばらく続くことになりそうなりね。

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