トーニャ・ハーディングの「その後」。

2004/03/14 22:17 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ああ、トーニャ・ハーディング…。彼女の存在はワタクシ的に、マイケル・ジャクソンと一緒の箱に入ってます。要するに「とほほ」キャラ。なんか、いろいろパフォーマンスを見せてくれるけど、それが逆に仇になって回りに引かれてるタイプ。個性といえばそれまでなんですが。

フィギュア・スケートの世界といえば可憐で美しい、と言ったイメージですが。そんなスケート界の歴史上最大のスキャンダルといえば、トーニャの元夫が彼女のライバルであるナンシー・ケリガンを斬りつけて逮捕された事件ではないでしょうか。10年前の事件ですが記憶に残っている方も多いかと。

トーニャ自身もこの事件に共謀者としてかかわったとして有罪判決を受けました。その結果、全米スケート連盟から除名されたり、過去の全米選手権2度の優勝も取り消されたり…。まあ自分でまいた種。自業自得。

その後人生やり直そうといろいろ頑張ったトーニャちゃんですが、なんか選択の的が外れているというか…。アカペラ歌手としてデビューしてみたものの、ブーイングの嵐で歌声は聞こえず、ステージには紙コップやら何やら投げ込まれて、散々な結果。

それ以外にも例の元ダンナに彼らの結婚式の後に撮影されたセックス・ビデオが流出したり、と運がない彼女。っちうか、個人的にはあんまり観たくないです…(汗)。

でもめげないトーニャは、なんと今度はボクシング選手に転身。テレビでそのデビュー戦が放映されましたが、試合中の反則行為で負けとなり、これも先が怪しい感じでしたねぇ…。

それでも細々とボクシング選手として今でも活躍しているらしい。最近はアイスホッケーのマイナー・リーグの余興にアイスリンク上で試合をしたとか…。「アメリカのバッド・ガール」と紹介されて登場した彼女は、かなり色物扱いされたみたいです…。彼女はそれで自分の方向性に満足しているのでしょうか?

もうちょっと堅実に自分の人生を見つめて欲しいって気がするのは私だけでしょうかねぇ。とりあえず、自分と周辺の温度差に気が付け、とアドバイスしてみたい今日この頃です。

ま、危なっかしいキャラだからこそ注目しちゃうって言うこともあるんで。それをあえて狙っているのなら、かなりしたたかだな、トーニャ(笑)。

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