阪神の前川勝彦投手がローテ入りか。

2004/02/27 14:46 Written by コ○助

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昨年オフ、川尻哲郎投手との交換トレードで阪神に移籍してきた前川勝彦投手。1997年ドラフト1位でPL学園から近鉄に入団、昨季は4勝2敗、防御率7.38という成績だったなりが、2000年に8勝、2001年に12勝を挙げた元左腕エースで、阪神では当初中継ぎでの起用が有力視されていたなり。

ところが、日本ハムとの練習試合や紅白戦など、計3試合に登板し、6回を無失点に抑える好投。これは嬉しい誤算で、岡田監督も先発での起用を検討し始めたようで、「来月4日の松山での試合(ロッテ戦)は先発させる」と明言。井川慶投手、下柳剛投手に続く3枚目の左腕先発要員として、ローテ入りをにおわすコメントもしているなりね。

もともと近鉄時代から能力はある選手だったなりが、制球が悪いことに加え、球団と衝突することもしばしばという、破天荒な性格が災いして、ここ数年は成績も下降線をたどっていた前川投手。阪神に移籍したことで心機一転、その性格もなりを潜め、制球も安定してきているようで、岡田監督は「カウント1-2からでもストライクが取れる」と絶賛しているなり。

阪神から近鉄に移籍した川尻投手は、当初金銭トレードか自由契約が検討されていたなりが、降って湧いたように前川投手が交換要員として付くことになったなりね。言い方は悪いなりが、まったく交換要員を期待していなかった分、前川投手が活躍すれば、それこそ「儲けもの」。もちろん近鉄で川尻投手が活躍してくれれば最高なりが、川尻投手の場合は阪神に残っていても活躍の場がなかった選手なので、前川&川尻両投手が現在のところ高評価を受けているのは、良いトレードだった証なのではないかと。

前川投手が仮にローテ入りを決めれば、強力な左腕トリオが完成し、3投手とも立て続けに開幕の巨人3連戦にぶつけてくる可能性もあるだけに、なかなか面白いことになりそうなりね。とりあえず試験的な位置づけの4日のロッテ戦での好投に期待なり。

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