近鉄の赤堀元之投手が復活へ。

2004/02/27 06:23 Written by コ○助

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今年のプロ野球は「復活」を期する、元エース格の投手に注目をしたいところ。セ・リーグでは中日の川崎憲次郎投手がFA移籍後初めて調子を上げてきているし、パ・リーグではロッテの黒木知宏投手が完全復活に向けて投球を重ねているなりね。そしてもう一人、忘れずに注目して欲しいのが近鉄の赤堀元之投手。過去5回もパ・リーグ最優秀救援投手に輝いたベテランが、「復活」に向けて全盛期を彷彿とさせる動きを見せているというなり。

赤堀投手は1989年ドラフト4位で近鉄に入団。4年目の1992年に50試合に登板、11勝4敗22セーブの成績を残し、不動の抑えとしての地位を手にするなり。以降、1997年まで安定した成績を残したなりが、1998年に先発に転向してからはひじや肩の故障に悩まされ、ほとんど戦力にならない状態に。1軍で登板しても、年数試合程度。かつての「抑えの切り札」の面影はそこになく、たびたび引退も囁かれていたなりね。

気が付けば1990年代も終わり、時は2004年。最近の若いプロ野球ファンはもしかしたら赤堀投手の存在自体を知らない恐れもあるなりが、赤堀投手はまだ死んでいなかったなりよ。今年は故障していた箇所の具合も良いようで、26日に行われた紅白戦に登板し、147kmを記録するなど調子は上々。長年の沈黙を破り、いよいよ完全復活が現実味を帯びてきたようなり。

1990年代を代表するストッパーというと、横浜の佐々木主浩投手、ヤクルトの高津臣吾投手、中日の与田剛投手&宣銅烈投手、ロッテの河本育之投手などなど、数多くの名投手がいるなりが、赤堀投手は佐々木投手と双璧をなすと言っても過言ではないほどの選手だったなり。全盛期のピッチングが見られなくなって、早5,6年。今年は1軍に残れるのか、また、残ったとしてどこで起用されるのかは未定なりが、再びファンを魅了するようなピッチングを見せて欲しいなりね。期待、期待。

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