レスリー・チャン一周忌にメモリアル映画祭開催。

2004/02/25 20:23 Written by コ○助

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「レスリー・チャンが飛び降りた。自殺らしい」。

この一報を聞いたときの、鳥肌の立つ思いは今でも昨日のことのように思い出されるなりよ。役者さんが自殺したというニュースは多いし、そのニュースを聞くたびに驚きと悲しみを覚えることには違いないなりが、自分が好んで見ていた役者さんが自殺することのショックがこんなにも大きいものなのか、と。初めてそれに気が付いたなりね。

昨年の4月2日に、動揺を覚えながら書いた記事に、コ○助とレスリー・チャンの出会いについて、次のように触れているなり。

※※※ここから※※※
コ○助とレスリー・チャン(張國榮)の出会いは香港映画を本格的に観るようになってからだったので、1993年頃からなりか。チェン・カイコー(陳凱歌)監督の「さらば、わが愛/覇王別姫」でコン・リー(鞏俐)と共演しているのを観た時には「雰囲気のある役者さんだなぁ」と思った程度だったなりが、当時は既に香港の大スター。
その後ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の「欲望の翼」「楽園の瑕」「ブエノスアイレス」、ピーター・チャン(陳可辛)監督の「君さえいれば 金枝玉葉」「ボクらはいつも恋してる!・金枝玉葉2」、チェン・カイコー監督の「花の影」などなど、本当にたくさんのレスリー・チャン出演作を観て、トニー・レオンと共にコ○助にとって(というよりも香港映画界にとって、なりが)必要不可欠な役者さんだと認識するようになったなりね。
※※※ここまで※※※

あれから一年。コ○助も数々のレスリー・チャン出演作品を見返しているなりが、もう二度と新作が見られないことの悲しさといったらないなりね。レスリー・チャンと共演することの多かったトニー・レオンなどの出演作を見ているだけでもレスリー・チャンが思い出されるし、本当に偉大なスターを失ってしまったなぁ、と思わずにはいられないなり。きっと、香港映画界にレスリー・チャンの穴を埋められるほどのスターが現れてこないこともまた、その悲しみを引きずってしまう一員かもしれないなりね。

レスリー・チャンのファンは日本にも多く、アジア映画好きなら誰もがその出演作を見た経験があるはず。そんな大きな存在だったレスリー・チャンの一周忌を追悼したいというファンからの熱い要望に応えて、2週間に渡る映画祭「レスリー・チャン メモリアル映画祭」(4月3日〜16日、東京・テアトル池袋)が開催されることになったなり。

上映される作品は以下のとおり。
・キラーウルフ/白髪魔女伝(白髮魔女傳) 監督:ロニー・ユー
・ラッキー・ファミリー(家有喜喜事) 監督:アルフレッド・チョン
・幸せはイブの夜に(大富之家) 監督:クリフトン・コウ
・ハッピー・ブラザー(家有喜喜事) 監督:クリフトン・コウ
・恋はマジック(花田喜喜事) 監督:クリフトン・コウ
・歌って恋して(九星報喜) 監督:クリフトン・コウ

ラインナップを見ると、すべて日本未公開のコメディー作品。いわゆる有名作品の類ではないなりが、そういう作品は見ることができる機会は多いなりからね。むしろこういうラインナップの方がファンには嬉しいのではないかと。

コ○助も時間を見つけてぜひ行きたいと思いますなり。ファンの方はぜひチェックを。

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