「Vシネマの帝王」哀川翔インタビュー。

2004/02/23 16:34 Written by コ○助

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記念すべき100本目の主演作「ゼブラーマン」が公開されたこともあって、プロモーションのために各種媒体に出まくりの哀川翔。もともとメディアへの露出が少ない人だったので、テレビなどでプライベートなことまで突っ込んで話している姿を見るのは違和感があるなりが、聞けば聞くほど、その「男」としての魅力に引き込まれていくなりよ。古風な考え方なのかと思ったらそういうわけでもないし、家族を大事にする良きパパの一面も恥じらうことなくさらけ出す哀川翔は、素敵な人だと、同じ男ながら思ってしまうなり。

「(長渕剛とドラマで共演して)こんなに一生懸命やる人がいるんだ。すごいなと。物を作っていくことに対する前向きさを見てしまったこと。これは結構デカかったですよね」
「(遊園地の)人が叫ぶものは全部好き。単純におもしろい。『絶対安全です』と言われて、100メートルから落ちるんだから」
「おれの遊びに子供を付き合わせるしかない。これが子供と付き合うコツですよ、オレ的な」

遊園地が好きだという哀川翔の一面を、こうして見ることができる日が来るとは思わなかったなり(笑)。

哀川翔は前述のように主演作が100本もあり、かつそのほとんどがヤクザもののVシネマ。なのでコ○助もそれほど本数を観たことがあるわけでは無いなりが、ほんとにヤクザやらせたら、こんなに似合う人はいるのか、と。ずっとそんなイメージを抱いていたのに、ほんとに何なりか、「ゼブラーマン」って(笑)。どんなに映像観ても、違和感があって仕方がないなり……。もちろん、これはこれで面白そうだとは思うなりが、今まで築き上げてきたイメージをそんな簡単に覆すのはアリなのか、と。

そうそう、先日見かけたテレビ番組で哀川翔が子育て方針のひとつとして、こんなことを言っていたなり。

「トイレットペーパーを使い切ってそのままにしておく奴&少しだけ残しておく奴は許さない」。

どういうことかというと、自分が使ったことによって、残りのトイレットペーパーが一回分の分量に満たないのを承知しているのに、あえて交換しないのは次に入る人への配慮が足りないし、見て見ぬフリをする根性が気にくわない、といったことだったと思うなり。「なるほど!」とちょっと関心してしまったなり(笑)。

新作の「ゼブラーマン」によって、役者としての新境地を開き、新しい活動の場を得て、新しいファン層を取り込んだのも事実。これまで冠についていた「Vシネマの帝王」という、名誉なんだか不名誉なんだか分からない冠も、そう遠くないうちに取られる日が来るかもしれないなりね。今後の新しい哀川翔の姿を楽しみにしておくなり。

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