ボローニャ、柳沢敦選手の獲得を検討。

2004/02/21 16:14 Written by コ○助

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柳沢選手がサンプドリアに移籍してから早や半年。鹿島アントラーズからの1年間のレンタル移籍という身分なので、柳沢選手に残された時間もあと半年になってしまったなりが、ここまでの成績を見る限りでは、来季もサンプドリアに残留するのは厳しそうなりよね。移籍会見の席で「僕の夢はセリエAでした。FWというポジションが厳しいことは、わかってます」と、自分の挑戦が苦難に満ちたものになることは想定していたようなりが、ここまでリーグ戦の先発出場がわずかに1試合、0ゴールという状況は想像以上の苦難となっているのではないかと。

柳沢選手の置かれている現在の状況を、旧所属先で保有権を持つ鹿島アントラーズも良くは思っておらず、6月に切れるレンタル契約終了と同時に日本に呼びもどすという話もチラホラで出始めている様子。サンプドリアのマロッタGMは来季の残留を示唆、ノベリーノ監督も柳沢選手を賞賛するコメントをたびたび出しているなりが、果たしてこの成績で残留など本当に有り得るのかどうか。普通に考えたら、ちょっと厳しいような気がするなり。

そんな危機的な状況の柳沢選手に、救いの手を差し伸べそうなのが、中田英寿選手が所属するボローニャ。中田選手獲得によってグッズ販売やスポンサー獲得など、ビジネス面での利益が大きかったことが柳沢選手への興味に繋がっていることは否定できないようなりが、ボローニャはFWの選手層が薄いこともあって、今オフの補強候補として柳沢選手をリストアップしているというなり。2月21日現在、サンプドリアは8位、ボローニャは10位なので、そうそう大差はない中堅クラブ同士。柳沢選手にしてみれば、中田選手が「恩師」と慕うマッツォーネ監督の元でプレーすることはプラスになるだろうし、なによりも出場機会が増えそうなのは大きいなりよね。

中田選手が来季もボローニャに所属するかどうかは微妙なところなりが、柳沢選手が1年でも長くセリエAでプレーを続けるためにも、ボローニャから正式なオファーが届くことに期待したいものなり。

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