現在の「505iS」シリーズやFOMA「900i」シリーズの端末ラインナップにノキアの名前は無いなりが、NTTドコモとノキアの付き合いは古くからのもの。1995年に「NOKIA 2080」を投入したのが最初なので、かれこれ9年も前のことなりか。

これまで投入された端末の種類は多くないなりが、着実に日本に「ノキアのデザインは素晴らしい」という認識を植え込んで来たなりよね。まあヨーロッパなどで発売されているGSM向けの端末ほど尖ったデザインの端末というわけでは無いなりが、それでもスライドするフリップや赤外線ポート搭載が魅力的だった「NM207」なんかは、当時の端末の中ではかなり光ものがあったのではないかと。

そんなノキアの端末なりが、NTTドコモ向けの端末は2000年に発売された「NM502i」を最後にパタッと投入されなくなってしまったなり。以後、根強いノキアファンからは端末の再投入を望む声がたびたび聞かれていたなりが、FOMAが開始されるときに、端末開発メーカーとしてノキアが名を連ねたとの噂が流れたなりね。

コ○助が記憶しているところでは、たしか東芝や三洋、サムソンといったNTTドコモ向けに端末を供給していなかったメーカーもFOMAに参入するという噂だった（実際には参入していないメーカー多数）ので、今になってみれば単なる憶測、というよりも希望だったのかもしれないなりが、時間はかかったものの、ノキアは帰ってくるなりよ。再びNTTドコモに。

ノキアは世界レベルで第3世代携帯電話を出荷しているため、NTTドコモ向けの端末は国内メーカーに比べて大幅に端末価格が安くなるというなり。位置づけ的には、廉価版FOMAのようなものを想定しているようで、現在のFOMA端末よりも3割ほど安くなる予定なのだとか。

NTTドコモユーザーでないコ○助でさえ、気になって仕方がないノキア端末。FOMAのみならず、日本の携帯電話端末デザインに新たな風を送りこんでくれるような、斬新なデザインの端末の登場に期待なり。