イギリスはケンブリッジ郊外にお住まいのブレンダ・グードさんと、その旦那さん。ある日、自分の敷地内にある畜舎の宛に「この住所の住民の投票者登録をお願いします」と言うメールと登録用紙が送られてきたとか。

冗談かと思って無視したら、わざわざ自治体から人が来てやって来て「早く用紙に記入して送り返せ」と催促されてしまったそうです。それにカチンと来て、ちょっとしたジョークをしかけることに。

なんとその畜舎に住んでいた牛の名前を書いて送り返しちゃったそうです。その名も「ヘンリー＆ソフィー・ブル(Bull=牛)」として(笑)。

しかし、当たり前ですが法に触れます。結果として裁判所に呼び出し。それを無視したら(何故裁判所に行かなかったのかは判りませんが…)今度は罰金百ポンド(約2万円)とその裁判費用を支払うように勧告を受けてしまったそうで。

冗談のつもりの行為がとんだとばっちりだったわけですな。

彼女の弁。「だって、その住所に誰が住んでいるか知りたがっているみたいだから、正直に動物の名前を書いたまでよ。嘘ついたわけじゃないわ」

まあ、そりゃそうなんですがねぇ。

ちなみにグートさん夫婦。去年も同じように登録用紙が畜舎宛に届き、その時は牛の名前の他に飼い犬の名前も書いて送り返していたとか…。

牛と犬を連れて投票所へ。なんかそれもホノボノとしていて良いと思うんですが。