阪神の今岡誠内野手が絶賛「鳥谷はうまい」。

2004/02/18 11:56 Written by コ○助

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今年の阪神。オフにはFA補強のような派手な補強は無かったものの、連覇という目標に向かって新外国人選手やドラフトでは確実に戦力アップに繋がる良い補強をしたなりよね。中でも、首脳陣や評論家、他球団のスコアラーなどが手放しで絶賛する自由獲得枠ルーキーの鳥谷敬内野手は、一部では「今後10年は阪神のショートは安泰」との声が早くも出るほど、素晴らしい補強だと言われているなり。

昨年の阪神のショートのレギュラーは藤本敦士内野手。阪神にはショートのレギュラー候補が何人もいて、ここ数年は決め手を欠いた状態が続いていたなりよ。昨年のキャンプ時には田中秀太内野手、沖原佳典内野手、久慈照嘉内野手、斎藤秀光内野手(退団)、そして藤本選手。ほぼこの5人の競争が繰り広げられていたなりが、シーズンが始まってみると、打撃も守備も安定していた藤本選手がレギュラーを掴んだなりね。昨年の成績は127試合に出場、打率.301、0本塁打、36打点。

規定打席に達し、打率を3割も残した藤本選手なので、普通に考えれば藤本選手が今年も引き続きレギュラーとして起用されるのが筋。でも、マスコミ各社はこぞって「鳥谷vs.藤本」という構図を作り、ショートレギュラー争いについてかき立てているなりね。その件に関し、17日のフジテレビ系「すぽると!」に出演していた藤本選手は「マスコミが勝手に騒いでいるだけで、鳥谷は気にもならない」という内容の発言をしていたなりが、本心はどうなりか。その理由としては、「毎年レギュラー争いをしてきた」ので、今年、あえて鳥谷選手だけをライバル視することは無い、といったことを話していたなり。まあ昨年競争を勝ち抜いてレギュラーとしてやってきた自信もあるだろうし、新人なんかに負ける気がしないというのも分かるような気はするなり。

今年はそんな感じで、「レギュラー藤本に新人鳥谷が挑む」といった阪神のショート争い。実際にシーズンが始まると、プレーで絡むことの多い他の内野手の評価も気になるところなりが、ダブルプレー処理などで最も絡むであろうセカンドを守る今岡選手から、鳥谷選手を絶賛するコメントが出たなり。「やっぱりうまい。ぼくはついていくだけで必死だった」。この発言の真意についてはわからないなりが、仮に本心としてそう思ったのであれば、守備力は藤本選手よりも上と判断したのかもしれないなりね。まあ推測の域は出ないなりが、鳥谷選手の能力が高いことを、改めて認識させられるコメントではあるなり。

開幕したときに、果たして打順に名を連ねているのはどちらの選手なのか。個人的には鳥谷選手がどれほどのものなのかを早く見たい気がするので、鳥谷選手を希望。まあオープン戦でそのベールを脱ぐと思うので、阪神ファンならずとも注目しておいて欲しいものなり。

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